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資料16 省力化投資促進プラン(案)農林水産業 (89 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html
出典情報 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》
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漁業における人手不足の分析

1.1 人手不足の状況把握

○ 我が国漁業の⽣産性は、種類ごとの状況に応じ様々。
○ 沖合・遠洋漁業に従事する漁船員の有効求人倍率は、商船等に乗り組む者を含む船員全体のものに比べ高い数
値で推移。
○ 限られた人材で豊かな漁場や水産資源を十全に活用していくためには、省力化を進め⽣産性の高い効率的な操業
を行うことが必要。
■ 漁業の労働⽣産性(沖合・遠洋漁業の例)
漁業種類名

海外まき網



遠洋まぐろはえ縄
遠洋底びき網

沖合底びき網



大中型まき網
さんま棒受け網

いか釣り

概要
北緯20以南の太平洋にてかつお・まぐろ
類をまき網で漁獲する漁業
主に公海上ではえ縄によりまぐろ類を漁獲
する漁業
周辺水域外で底びき網を使用して操業す
る漁業(15t以上)
周辺水域で底びき網を使用して行う漁業
(15t以上)
周辺水域等でまき網を使用して行う漁業
(40t以上)
周辺水域等で棒受網を使用してさんまを
獲る漁業(10t以上)
周辺水域等でいかを対象とした釣り
(30t以上)

海面養殖業

■ 近年における船員の有効求人倍率

⽣産量

漁業従事者数

漁船数

1漁業従事者

漁船1隻当たり

(トン)

(人)

(隻)

当たり⽣産量
(トン/人)

⽣産量
(トン/隻)

205,783

682

55

301.7

3741.5

74,247

3,214

186

23.1

399.2

8,078

105

8

76.9

1009.8

214,566

2,359

320

91.0

670.5

751,362

2,948

387

254.9

1941.5

128,947

1,334

152

96.7

848.3

14,657

521

59

28.1

248.4

1,004,850

39,881

34,761

25.2

28.9

資料:農林水産省「漁業・養殖業⽣産統計」(漁獲量(平成30(2018)年)、「2018年漁業センサス」(経営体数、漁業者数、漁船数)
注:1)「海外まき網」の数値は漁業センサス上の「1そうまき遠洋かつお・まぐろ漁業」の数値
2)「漁業者数」のうち、我が国の漁業全体以外の値については、平成30(2018)年11月1日時点の海上作業従事者数であり、経営体数より少ない場合がある。
3)「海面養殖業」の⽣産量、漁業従事者数及び漁船数は真珠養殖及び真珠母貝養殖を除く。

令和2年

令和3年

令和4年

令和5年

全船種

2.47

2.87

3.45

3.95

全漁船

3.13

4.72

5.55

6.11

資料:国土交通省「船員職業安定年報」を基に水産庁で作成
全船種:商船等(貨物船、旅客船、その他)+漁船(底びき網、鰹・鮪、その他)
全漁船:漁船(底びき網、鰹・鮪、その他)

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