資料16 省力化投資促進プラン(案)農林水産業 (85 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html |
出典情報 | 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》 |
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実態把握の深堀
多面的な促進策
水産分野においては、今後約20年間で、漁業
就業者は現在の約半減と見込まれる中、我が国
周辺水域に形成された豊かな漁場や水産資源
を十全に活用していくためには、スマート水産業
技術の導入による省力化を図る必要。
〇 「「かっこいい」「稼げる」「革新的」水産業の実現のためのスマート・デジタル技術の活用に向
けた提言」(令和5年5月)を踏まえ、漁業・養殖業の省力化に貢献するスマート水産業技
術の導入を支援。
漁業就業者の推移
〇 ICT・IoT等の先端技術やデータを活用し、水産業の⽣産性の向上等を図る技術が広がりを
みせている。スマート水産技術の導入に関して、例えば、養殖漁場や定置網漁場の海洋環境
情報を観測するためのICTブイや遠隔魚群探知機、養殖向け自動給餌機等の普及が加速。
サポート体制の整備・周知広報
〇 スマート水産業を定着させていくために、地域にお
けるスマート化の取組をリードする伴走者(スマー
ト機器の知識だけでなく、地域の水産業の知識
を持った専門家)を育成。
〇 伴走者が漁業者の機器導入や利用をサポート
するとともに、導入効果の検証等を行うことで、効
率的・効果的にスマート化を進められる体制を構
築。
目標、KPI、スケジュール
目 標(2030年)
労働⽣
産性の
向上
漁業就業者1人当たり
の漁業⽣産量を
3割アップ
投資補助・金融支援
K P I
• デジタル水産業戦略拠点を2027年までに11地域
展開
• 現地でスマート化の取組をリードする人材を500人
育成
2025年~2030年:集中的な予算措置
サポート体制の整備
2025年~2030年:
・現地検討会等の開催や漁業普及指導員による普及活動の推進
・デジタル水産業戦略拠点地域計画案件の他の事業における優
先的採択や、アドバイザー派遣による優良事例の横展開
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