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資料1-2-3-2    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (151 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例
(厚生労働省受付番号:v2210000175)である。

2022/04/26 医師より追加情報を入手した。

高安動脈炎により、プレドニンの加療を受けていた被接種者。

2021/09/01

SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。

2021/09/22

SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。

日付不明 接種前の体温:35.6℃。
知的能力障
害;
くも膜下出血;
22222
アナフィラキシ
ー反応

蕁麻疹;

薬物過敏
症;

高安動脈炎

2022/04/08

15:05 本剤 3 回目接種。接種時よりかゆみを認めた。

15:35 アナフィラキシー反応が発現。身体のかゆみを訴える。両上肢、体幹、
頸部と広範に蕁麻疹を認めた。体温 35.6℃、血圧 136/98 mmHg。

15:45 頻回な咳、咽頭違和感が発現。サクシゾン、ポララミンを静脈注射。一
時、咳、かゆみが軽減。

16:15 再び咳が増加、かゆみ出現。喉のつまり感、飲み込み出来ないと訴え
る。アナフィラキシー中等症と判断。ボスミンを上腕に筋注後、アナフィラキシ
ー症状低下したが、その後の強い頭痛を訴え、手の震え、血圧上昇を認めた。血
圧 220/-。ニフェジピン舌下投与し、血圧 170/-になり、140/-と安定。救急搬
送。咳は消失。搬送先病院にて意識低下を認めた。

17:00 頃

アナフィラキシー反応が消失。

18:30 頃

頭部 CT 検査施行。右側頭葉に限局性くも膜下出血を認めた。アナフ

ィラキシーによるものではない。入院。

20:00 頃

他院脳外科へ転院。

2022/04/23 アナフィラキシー反応は回復しているが、くも膜下出血は加療のた
め入院中。

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