よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料5-3 Ⅳ-144、145 フルダラビン[1.7MB] (73 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(公知申請への該当性に係る企業見解の様式)
要望番号;IV-145
人 ALL 患者に対する有効で安全な治療法であると結論された。
移植中止に至った事象については示されていない。移植に関連する有害事象として、全
78 例のうち 67 例、92%が口内炎を発症し、そのうち 45%が Grade 1、42%が Grade 2、
13%が Grade 3 の口内炎であった。CMV の再活性化は 26/78 例(45%)で認められた。
移植後 100 日までの急性 GVHD の発症は 24/78 例(30%)であり、急性 GVHD による
死亡はありませんでした。慢性 GVHD の発症は 32/78 例
(41%)
であり、
そのうち Limited
が 13/78 例(17%)、Extensive が 19/78 例(24%)であった。また、4/78 例(5%)が
慢性 GVHD の進行により死亡した。主な移植関連有害事象は以下に示す。


移植関連有害事象
Patient No. (%)

Adverse event

(n=78)

Hepatic VOD

0 (0)

Cytomegalovirus (n=58)

26 (45)

Hemorrhagic cystitis* (n=76)

4 (5)

Bacteremia

5 (6)

Clostridium difficile colitis

5 (6)

Fungal pneumonia

3 (4)

Pneumocystis jiroveci pneumonia

2 (3)

Unspecified pneumonia

4 (5)

Herpes zoster

2 (3)

Hepatic candidiasis

1 (1)

Engraftment syndrome

1 (1)

Acute GVHD

24 (30)

└Grade I

7 (9)

└Grade II

6 (7.7)

└Grade III

8 (10.3)

└Grade IV

3 (4)

Chronic GVHD

32 (41)

└Limited

13 (17)

└Extensive

19 (24)

追跡期間中に 27 例の再発と 11 例の NRM が発生した。死因は生着不全、によるものが
3 例、感染症によるものが 4 例、慢性 GVHD によるものが 4 例であった。移植後 6 か月
以内の早期死亡は 4/78 例(5%)で、いずれも生着不全または感染症が原因であった。

12