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資料5-3 Ⅳ-144、145 フルダラビン[1.7MB] (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》
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要望番号;IV-144
間の再発/進行の累積発生率は、Flu/TBI 群で 22%、TLI-ATG 群で 50%であった(P =
0.017)
。4 年間の非再発死亡の累積発生率は、Flu/TBI 群で 24%、TLI-ATG 群で 13%で
あった(P = 0.5)。最後に、4 年間の全生存率(OS)および無増悪生存率(PFS)は、
Flu/TBI 群でそれぞれ 53%および 54%であったのに対し、TLI-ATG 群ではそれぞれ
54%(P = 0.9)、37%(P = 0.12)であった。
Flu-TBI 群の患者と比較すると、TLI-ATG 群の患者は慢性 GVHD の発生率が低く、
再発の発生率が高かったものの、OS は同様であった。
投与中止に至った有害事象は示されていない。死亡に至った事象は 41 例で、内訳を
以下に示す。


死亡に至った事象

死因

Flu-TBI 群

TLI-ATG 群

(n=22/49)

(n=19/45)

Relapse/progression*

10

13

Infection

5

3

Acute GVHD

1

2**

Chronic GVHD

2

0

Acute respiratory distress syndrome

1

0

Alveolar hemorrhage

1

0

Epilepsy

1

0

Second malignancy

1

0

Hemolytic anemia

0

1

Total

22

19

*再発・進行後に発生したすべての死亡と定義される。
**予防的ドナーリンパ球輸注(DLI)後のキメラ不良の患者を含む。
CTCAE Grade 3 以上の有害事象については示されていない。本品特有の有害事象につ
いて、移植後 100 日以内に少なくとも 1 回の細菌感染が Flu-TBI 群で 19/49 例
(39%)、
TLI-ATG 群で 25/45 例(56%)
、真菌感染症が Flu-TBI 群で 3/45 例(6%)
、TLI-ATG
群で 7/45 例(16%)認められている。また、同期間における CMV 血清陽性患者/ド
ナー間の CMV 再活性化の累積発症率は Flu-TBI 群で 31%、TLI-ATG 群で 47%と報
告された。
移植後 180 日までに、Flu-TBI 群では 6/49 例(12%)で急性 GVHD を発症し、その
うち Grade 2 が 4/49 例(8%)、Grade 3 が 1/49 例(2%)
、Grade 4 が 1/49 例(2%)で
あった。一方、TLI-ATG 群では 4/45 例(9%)が急性 GVHD を発症し、Grade 2 が
3/45 例(7%)、Grade 4 が 1/45 例(2%)であった。
【The EBMT Handbook: 13 Conditioning 2024】

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