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資料5-3 Ⅳ-144、145 フルダラビン[1.7MB] (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00044.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第66回 12/12)《厚生労働省》
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要望番号;IV-144
Mucosa

1 (<1%)

1 (<1%)

Liver

0

1 (<1%)

Gut

2 (2%)

0

Bladder

2 (2%)

0

Heart

1 (<1%)

0

Kidney

0

0

Central

1 (<1%)

0

0

0

nervous
system
Lung

<Flu/TT/Bu>
6)

Peters C, et al. Total body irradiation or chemotherapy conditioning in childhood ALL:
a multinational, randomized, noninferiority phase III study. J Clin Oncol. 2020;39:295–307.

FORUM 試験は、無作為化対照試験、非盲検、国際多施設共同、第 III 相、非劣性試
験で前治療としての併用化学療法が TBI の代替となり得るかどうかの検討が行われ
た。高リスク ALL であり、診断時年齢が 18 歳以下、造血幹細胞移植(HSCT)施行
時年齢が 4~21 歳、造血幹細胞移植前に完全寛解に達し、HLA 一致血縁または非血
縁ドナーを有する患者を、分割 12Gy TBI およびエトポシドによる MAC 群と、Flu、
TT、および Bu または Treo のいずれかを併用する群に無作為に割り付けられた。
543 例の患者がスクリーニングを受け、417 例が無作為に割り付けられ、212 例が
TBI、201 例が化学療法によるコンディショニングを受けた。追跡期間の中央値は 2.1
年であった。ITT 集団において、2 年全生存率(OS)は TBI 群(0.91、95%信頼区間
0.86~0.95、P < 0.0001)が化学療法によるコンディショニング群(0.75、95%信頼区
間 0.67~0.81)と比較して有意に高かった。再発および治療関連死亡の 2 年間の累積
発生率は、TBI 群ではそれぞれ 0.12(95%CI、0.08~0.17、P <0.0001)
、0.02(95%
CI、<0.01~0.05、P = 0.0269)、化学療法によるコンディショニング群ではそれぞれ
0.33(95%CI、0.25~0.40)、0.09(95%CI、0.05~0.14)であった。
TBI とエトポシドの併用は、化学療法による前処置と比較して全生存期間(OS)の改
善と再発リスクの低下が認められた。したがって、同種造血幹細胞移植を受ける 4 歳
以上の高リスク ALL 患者には、TBI とエトポシドの併用が推奨される。
MAT(Modified as treated)集団における、移植後100日までのCTCAE Grade 3以上の有
害事象について以下に示す。
表 CTCAE Grade 3以上の有害事象
AE

TBI n(%)

Busulfan-based
19

Treosulfan-based