総-2個別事項について(その8)小児・周産期医療、感染症対策、医療安全、災害医療 (92 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66044.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第628回 11/19)《厚生労働省》 |
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〇感染対策向上加算1及び2の施設基準において、院内の抗菌薬の適正使用を監視するための体制を有することとされて
いる。
○感染対策向上加算1の届出医療機関の約60%、感染対策向上加算2の届出医療機関の約17%が、院内の微生物学的検
査室を「あり」と回答した。
○微生物学的検査室を有している感染対策向上加算1の医療機関では、薬剤耐性菌の検出割合が有意に低い。
感染対策向上加算届出医療機関における
微生物学的検査室を有する割合
【対象】J-SIPHE に参加・登録された医療機関:
2,890 施設
薬剤耐性菌の検出率(微生物学的検査室の有無別)
【対象】J-SIPHEに参加・登録された医療機関のうち、下記の項目が入力されている医
療機関:加算1で551医療機関、加算2で266医療機関
その他
52 (2%)
未入力
321 (11%)
加算3
743
(26%)
医療機関数
病床数(中央値)
在院患者延べ数(中央値)
平均在院日数(中央値)
総検体提出患者数(入院)(中央値)
MRSA
薬剤耐性菌
3GCR- E. coli
分離率 *1
3GCR- K. pneumoniae
(中央値、%)
FQR- E. coli
加算1
1,121
(39%)
加算2
653 (23%)
微生物学的
検査室
あり
なし
未記入
加算1
(1,121)
674
(60.1%)
156
(13.9%)
291
(26.0%)
加算2
(653)
111
(17.0%)
369
(56.5%)
173
(26.5%)
加算1(n=551)
微生物学的検査室
なし
あり
加算2(n=266)
微生物学的検査室
なし
あり
110
241
34,809
17.44
498
6.8
5.0
1.1
6.3
200
148
19,563
26.13
188
8.3
5.7
0.8
7.7
441
395
52,466
12.70
947
4.9**
2.9**
0.4**
4.0**
微生物学的検査室ありの方が、
薬剤耐性菌の分離率が低い
※1
66
190
23,564
21.35
280
7.9
4.7
0.4
7.4
** p<0.01
耐性菌分離患者数/検体提出患者数×100(入院患者)
MRSA:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
3GCR:第3世代セファロスポリン耐性
FQR:フルオロキノロン耐性
出典:感染対策連携共通プラットフォーム(J-SIPHE)登録データ( 2023年10月~2024年3月)、感染症対策部感染症対策課調べ
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