総-2個別事項について(その8)小児・周産期医療、感染症対策、医療安全、災害医療 (116 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66044.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第628回 11/19)《厚生労働省》 |
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A234 医療安全対策加算(入院初日)
1 医療安全対策加算1
85点
2 医療安全対策加算2
30点
【趣旨】
組織的な医療安全対策を実施している保険医療機関を評価したもの。組織的な医療安全対策とは、医療安全管理
部門に所属する医療安全管理者が、医療安全管理委員会と連携しつつ、当該保険医療機関の医療安全に係る状況を
把握し、その分析結果に基づいて医療安全確保のための業務改善等を継続的に実施していることをいう。
【施設基準(概要)】
○
○
○
○
適切な研修を修了した医療安全管理者(看護師、薬剤師その他の医療有資格者)の配置
医療に係る安全管理を行う部門(医療安全管理部門)の設置及び業務指針等の整備等
医療安全管理者が安全管理のための委員会(医療安全管理対策委員会)と連携していること
医療安全管理者等による相談及び支援が受けられる旨の掲示等、患者に対する必要な情報提供
【医療安全管理者の行う業務】
【医療安全管理部門の行う業務】
○
○
○
安全管理部門の業務に関する企画立案及び評価を行うこと。
定期的に院内を巡回し各部門における医療安全対策の実施
状況を把握・分析し、医療安全確保のために必要な業務改善
等の具体的な対策を推進すること。
○ 各部門における医療事故防止担当者への支援を行うこと。
○ 医療安全対策の体制確保のための各部門との調整を行うこ
と。
○ 医療安全対策に係る体制を確保するための職員研修を企
画・実施すること。
○ 相談窓口等の担当者と密接な連携を図り、医療安全対策に
係る患者・家族の相談に適切に応じる体制を支援すること。
各部門における医療安全対策の実施状況の評価に基づき、
医療安全確保のための業務改善計画書を作成し、それに基づ
く医療安全対策の実施状況及び評価結果を記録していること。
○ 医療安全管理対策委員会との連携状況、院内研修の実績、
患者等の相談件数及び相談内容、相談後の取扱い、その他の
医療安全管理者の活動実績を記録していること。
○ 医療安全対策に係る取組の評価等を行うカンファレンスが
週1回程度開催されており、医療安全管理対策委員会の構成
員及び必要に応じて各部門の医療安全管理の担当者等が参加
していること。なお、当該カンファレンスを対面によらない
方法で開催しても差し支えない。
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