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総-2個別事項について(その8)小児・周産期医療、感染症対策、医療安全、災害医療 (136 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66044.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第628回 11/19)《厚生労働省》
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災害医療についての課題と論点
(災害医療について)
• 「災害拠点病院」「DMAT」の指定や「BCPの策定」等は、DPC/PDPS対象病院においては、体制評価指数と
して評価されている。
• 令和6年能登半島地震支援のスタッフ派遣を検討した際に困難であったことを聞いたところ、「現地の状況
把握と情報収集」「派遣にあたっての交通手段の確保」「派遣中の労務管理」「派遣中に自施設のスタッフ
配置基準が満たせなくなること」等が多かった。
• 大規模な地震が発生した場合には、被災者の受け入れや被災地への職員派遣により入院基本料等の施設基準
を満たすことができなくなる場合の取扱いについて、適宜、事務連絡を発出している。
• 日本DMAT活動要領では、一定の規模の災害が発生した場合には、都道府県、厚生労働省等からの要請を待
たずに、DMAT派遣のための待機を行うこととされている。

【論点】
○ 大規模な災害発生時に迅速な対応が可能となるよう、災害時の施設基準の緩和について、個別の検討を待た
ずに当面適用する一定のルール(例えば、対象となる災害の規模、対象となる保険医療機関、対象となる期
間)を定め、事前に周知するとともに、自動的に適用することについてどのように考えるか。

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