よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-2個別事項について(その8)小児・周産期医療、感染症対策、医療安全、災害医療 (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66044.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第628回 11/19)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

新規抗菌薬の概要
○ 薬剤耐性感染症の発生については、AMR対策アクションプラン(国際的に脅威となる感染症対策の強化のため
の国際連携等関係閣僚会議、令和5年4月7日)において、その発生を最小限にとどめ、それによる疾病負荷を
減らすためには、入院及び外来における抗微生物薬の適正使用(AMS)が極めて重要であるとされている。
○ 近年、カルバペネム系抗菌薬に耐性を示す菌種や、多剤耐性菌に対して有効性が期待される新たな抗菌薬(以
下、単に「新規抗菌薬」という)が3品目、薬事承認・薬価収載されており、その一部については、厳格な抗菌
薬適正使用を実施する必要があることが厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部感染症対策課の事務連絡にお
いて示されている。
薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027) (国際的に脅威となる感染症対策の強化のための国際連携
等関係閣僚会議、令和5年4月7日)

○ (戦略4.1)薬剤耐性感染症(ARI)の発生を最小限にとどめ、それによる疾病負荷を減らすためには、入院及び外来における
抗微生物薬の適正使用(AMS)が極めて重要である。
新規抗菌薬の概要
抗菌薬名称

適応

備考

レレバクタム水和物/イミペネム
水和物/シラスタチンナトリウム
(REL/IPM/CS)

カルバペネム系抗菌薬に耐性
を示し、かつ本剤に感性を示
す菌種による各種感染症

-

カルバペネム系抗菌薬に耐性
を示す菌株による各種感染症

CRE 感染症等の多剤耐性菌による感染症への有効性が期待され
ており、その有効性を保つために、厳格な抗菌薬適正使用を実
施する必要があることが、厚生労働省健康・生活衛生局感染症
対策部感染症対策課事務連絡(令和6 年 1 月 25 日付)におい
て示されている。

本剤に感性を示す菌株による
各種感染症

抗菌薬確保支援事業の対象薬に指定された、CRE 感染症等の多
剤耐性菌による感染症への有効性が期待される抗菌薬であり、
その有効性を保つために、厳格な抗菌薬適正使用を実施する必
要があることが、厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部感
染症対策課事務連絡(令和6 年 12 月 26 日付)において示され
ている。

セフィデロコルトシル酸塩硫酸塩
水和物(CFDC)

アビバクタムナトリウム/セフタ
ジジム水和物(AVI/CAZ)

感染症対策部作成

81