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01 令和8年度文部科学関係概算要求のポイント (72 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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科学技術イノベーション・システムの構築

令和8年度要求・要望額
240億円
(前年度予算額
225億円)
※運営費交付金中の推計額含む

背景・目的

新たな社会や経済への変革が世界的に進む中、デジタル技術も活用しつつ、未来を先導するイノベーション・エコシステムの維持・強化が不可欠。
特に、我が国全体の研究力の底上げを図るためには、令和6年2月に改定された「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ」も踏まえ、全国に存在
する様々な機能を担う多様な大学が、戦略的な経営の展開を通じて自身の強みや特色を発揮し、研究活動の国際展開や社会実装の加速・レベルアップが
実現できる環境を整備することが求められている。
さらに、新しい資本主義の実現に向けて策定された、経済成長や社会課題解決の鍵となる「スタートアップ育成5か年計画」(令和4年11月策定)の実現
に向け、大学発スタートアップの創出支援・創業後間もない段階における成長支援や、その基盤となる人材育成の強化に取り組む。

大学発スタートアップ創出・成長支援とアントレプレナーシップ教育の推進
 研究シーズの事業化を支援するギャップファンドや事業化人材育成を含む一体的なスタートアップ支援により、
大学を中心としたスタートアップ・エコシステムの形成を推進する。アントレプレナーシップ教育について、学校現
場への起業家等の派遣や海外派遣等の実践的な教育プログラムの開発・提供など、小中高から大学院
(博士等)まで全国の幅広い層へ教育プログラムを提供し、人材育成の質・量の充実を図る。
さらに、大学をハブとしたスタートアップと大企業の協働による次世代型のオープンイノベーションを通じ、
創業後間もないスタートアップの成長を支援する。

26億円 (22億円)
【スタートアップ・エコシステム拠点都市】
グローバル拠点都市

プラットフォームの構造

NEXTグローバル拠点都市
拠点都市プラットフォーム

中核大学

地域プラットフォーム

大学間
連携
リソースの統合

・大学発新産業創出プログラム(START)
22億円( 19億円)
・全国アントレプレナーシップ醸成促進事業
2億円( 1億円)
・次世代型オープンイノベーションの構築
3億円( 1億円)
※別途令和4年度第2次補正予算により、大学発スタートアップ創出の抜本的強化の基金を措置(JST)[988億円]

VC・金融 事業会社 自治体 インキュベーション アクセラレーター
機関

本格的産学官連携によるイノベーション創出や地域振興の推進
 企業の事業戦略に深く関わる大型共同研究の集中的マネジメント体制の構築、政策的重要性が高い領域や地域
発のイノベーションの創出につながる独自性・新規性のある産学官共創拠点の形成など、産学官連携による新たな
価値の共創を推進する。
・共創の場形成支援(COI-NEXT)
・研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)

213億円 (204億円)
国の成長と地方活性化

持続可能な
社会の実現

社会像(ビジョン)共有

142億円(134億円)
49億円( 46億円)

共創
の場

企業等との
共同研究推進

 「知と人材の集積拠点」である多様な大学の力を最大限活用して社会変革を推進していくため、地域の中核となる大学の
ミッション・ビジョンに基づく戦略的運営に向けて、強み・特色を生かした核となる先端的な取組の形成を支援する。
・地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS) 2億円( 2億円)
※別途令和4年度第2次補正予算により、地域中核研究大学等強化促進基金を措置(JSPS)[1,498億円]

科学技術
イノベーション

自立的に運営するための
仕組みと体制を構築

共創の場イメージ
社会実装

産学官共創
システム
人材育成

ビジョン主導の戦略的運
営に向けた支援
研究

地域中核・特色ある研究大学強化のイメージ

(担当:科学技術・学術政策局産業連携・地域振興課)

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