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01 令和8年度文部科学関係概算要求のポイント (14 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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校務DX等加速化事業

令和8年度要求・要望額

3億円
(新規)

現状・課題

 「経済財政運営と改革の基本方針2025」(令和7年6月13日閣議決定)においては、2029年度までを緊急改革期間と位置付け時間外在校等時間の月30
時間程度への縮減を目標としており、その有効な手段である校務DXを通じた働き方改革を加速していく必要がある。
 校務DXを加速するには、「今の環境でできる校務DX」、「環境整備を伴う校務DX」を両輪で進める必要があるが、これらの校務DXを進めるに当たり、「どのように進め
て良いのか分からない」、「技術的知見が不足している」など、学校・教育委員会それぞれに課題が存在しており、この解消が急務。
 また、校務DXの実現に当たっては、情報セキュリティ対策が大前提であることから、情報セキュリティに関する環境変化や技術革新が早いことを踏まえつつ、
各教育委員会が適切な情報セキュリティ対策等を講じることができるよう支援する必要がある。
事業内容

①「今の環境でできる校務DX」の推進
背景

日程調整をクラウドサービスを用いて実施するなどの
「今の環境下でできる校務DX」が進まない要因
✓校務DXに取り組みたいけど、どんな方法があるのかわからない。
✓校務DXに不安を抱えている教職員がいる。

②「環境整備を伴う校務DX」の推進
背景

●各学校・教育委員会が参考にできる取組事例の創出・横展開

事業
概要

●効果検証を踏まえた「校務DXチェックリスト」の改善及び周知
効果検証項目例
・校務DXによる勤務時間削減
・校務DXによる教職員のウェルビーイング向上

教育委員会が次世代型校務支援システムを整備するに当たり
教育委員会職員が抱えている懸念
✓校務支援システムを調達するに当たり、技術の良し悪しがわからない。
✓担当職員が自分一人で何から始めて良いかわからない。
✓自分の教育委員会のニーズに合わせた校務支援システムを調達できるか不安。
●次世代型校務支援システムの仕様書の作成や調達プロセス等について、
教育委員会が常時相談できる相談窓口の設置
相談内容例
・自治体内のニーズ把握の方法
・ニーズを踏まえた調達方法

事業
概要

●次世代型校務支援システムの調達時において、教育委員会と一緒に
仕様書を作成するなど、技術的な知見を有した専門人材の派遣
RFIとは?

●教育委員会間でTipsを共有・交換できるイベントの実施

専門人材による支援例
・調達資料の作成
・事業者選定に係る助言
※環境構築費用の支援はGIGAスクール構想支援体制整備事業により実施

③個人情報保護の徹底を含めた教育現場の情報セキュリティ対策
背景

教育現場の情勢や個人情報保護法等の関連法制の動向等を踏まえて、
情報セキュリティ対策が必要

事業
概要

●「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」の改訂
●「教育データの利活用に係る留意事項」の改訂

主な事業スキーム



①・②
委託
文部科学省

実証・支援
教育委員会・学校

委託

文部科学省

民間企業等

(担当:初等中等教育局学校情報基盤・教材課)

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