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01 令和8年度文部科学関係概算要求のポイント (20 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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教育DX環境を支える基盤ツールの整備・調査研究

令和8年度要求・要望額
(前年度予算額

20億円
9億円)

現状・課題
〇子供たちの個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実及び教職員の負担軽減に向け、国策として推進するGIGA
スクール構想を中心に、教育DXを加速することが求められている。このような教育DX環境を充実していくため、教育データの
利活用に必要な知見や成果を共有することができる基盤的なツールを文部科学省が整備する必要がある。
〇また、このような基盤的なツールの改善・活用促進を進めるとともに、GIGAスクール構想を通じて整備されたデジタル学習基
盤について検証し、子供たちの個別最適な学びと協働的な学びの実現に資するデジタル学習基盤の在り方について検討を
行う。

事業内容
(1)文部科学省CBTシステム(MEXCBT)の改善・活用推進(運用 943百万円/開発等 419百万円)
 文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)を、希望する全国の児童生徒・学生等が、オンライ
ン上で学習・アセスメントできる公的なCBTプラットフォームとして提供し、デジタルならではの学びを実現。
 令和8年度の全国学力・学習状況調査の中学校教科調査(英語)等において活用予定。また、令
和9年度の全国学力・学習状況調査の全面CBT化における活用を見据え、CBT調査教科のサンプル
問題を搭載し、各学校でMEXCBT上で取り組めるような環境を整備する予定。
 地方自治体独自の学力調査等のCBT化についても、引き続き地方自治体のニーズに対応できるように
する。

学校から

自宅から

(2)デジタル学習基盤の在り方等に係る調査研究(596百万円)
 GIGAスクール構想で整備された端末の調達・活用状況を検証するとともに、これまでの調査研究等を踏まえてそれらの
結果から得られた知見や各種調査研究の成果等を集約し、デジタル学習基盤の在り方を検討する。そのため、クラウド
基盤及びサービスの共同調達・共同利用の在り方とその要件定義、ネットワーク形態及びセキュリティの在り方とその要
件定義、先端技術の教育分野における利活用、共同調達・運用の可能性等についての調査研究を行う。

事業スキーム
委託

民間企業
 教育データ利活用に不可欠なデータ標準化の推進や、データのシステム間での相互運用性確保のための共通ルール等
を定めた「相互運用標準モデル」の更新及び適合性評価の仕組み等の実施可能な体制等の検討に係る調査研究を
行う。
(担当:初等中等教育局学校情報基盤・教材課)19