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01 令和8年度文部科学関係概算要求のポイント (63 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00003.html
出典情報 令和8年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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武道等のスポーツツーリズムを含めたスポーツ・
健康まちづくりの一層の推進

令和8年度要求・要望額
(前年度予算額

4億円
4億円)

「スポーツ・健康まちづくり」をより一層推進するため、武道、アウトドアスポーツ等のスポーツツーリズムのコンテンツ創出の推進や、
まちづくりの担い手育成の支援、大学スポーツ資源の活用により、スポーツの振興と地方創生との好循環を実現する。
まちづくりの担い手育成支援

スポーツツーリズムのコンテンツの創出
○スポーツによる地域活性化・まちづくりコンテンツ創出等総合推進事業
200百万円(167百万円)
現在のスポーツツーリズムは、イベント等の一過性の集客に止まり継続的な誘客につながる施策
が不足している。
「点」であるスポーツと地域独自の資源を結びつけ「面」とすることで、“ローカルブランド”=「その
地域へ訪れる理由」を生み出し、DXを活用した戦略的なプロモーションによる国内外への認知拡
大を強力に推進し、今後も増加傾向にある訪日観光客も視野に入れた交流・関係人口及びス
ポーツに関連する消費額の拡大を図る。

①スポーツツーリズム・武道等コンテンツ創出事業 【拡充】

・新たなスポーツ文化拠点やスポーツの誕生、海外プロチームの誘致などが生み出す、新しいス
ポーツのムーブメントを活用した高付加価値コンテンツ、及び武道をはじめとする日本文化と独
事業内容
自の地域資源をかけ合わせた、”ローカルブランド化”を目指すコンテンツの創出をモデル的に支
援し、交流人口・消費額拡大への貢献等の効果検証を行う。

②スポーツツーリズム・ムーブメント創出事業【拡充】

・効果的なムーブメントを創出するため、令和7年度に実
施したマーケット調査・分析を基に国ホームページ及び
SNSの進化、及びコンテンツ創出の高度化、戦略的プ
ロモーションの実施を実現する。またスポーツツーリズムに
関心のある事業者等による交流の場を創出し、その参
加者によるネットワークを構築する。

大学スポーツによる地域振興

○スポーツによる地域活性化・まちづくり担い手育成総合支援事業 157百万円(137百万円)
スポーツ大会や合宿の誘致・開催等のスポーツによる「まちづくり」の担い手である地域スポーツコミッション
(地域SC)が抱える構造的課題の解決に向け、
1.地域SCが活動基盤を構築するために必要と考えられる取組を支援する とともに
2.地域SCが推進する事業の担い手の確保等が円滑に行われるようなバックアップ を行う。

(1)地域SC経営多角化支援事業

地域SCが「持続可能な組織」としての成長へつながるよう、「経営の安定化」「人材の育成や確保」に
関する取組をモデル的に支援する。
①地域SC域内での人材の育成や、専門性の高い外部人材の活用・登用に関する取組
②協賛企業やスポンサーの獲得を目的とした、幅広い情報発信やPRを実施するマッチングイベント開催
③法人化に必要な知見の提供・ロードマップ作成に対するアドバイザリー等、地域SCの法人化

事業内容

(2)地域SC担い手育成等サポート事業

・研修講座等の人材の育成支援を充実する。
<講座対象者(想定)>
①地域SC初任者や設立検討段階の担当者
②地域SC運営・マネジメントを担うリーダー層
・成功事例の知見・ノウハウがより効果的に広がるように、事業基盤が安定し継続的な取組を実施でき
ている地域SCへのインターン派遣等を通じた人材交流を実施する。
・地域SCの実状に合わせた人材マッチングの伴走サポートや外部人材の活用に関する普及啓発を実施
する。(例:地域おこし協力隊の活用、副業・兼業人材の活用)
・大会や合宿の誘致のきっかけとなる、競技団体と地域SCが直接対話できる場を整備し、各地域SCに
よる誘致活動の土台作りをサポートする。
・全国に207の設置が確認されている地域SC(R6.10時点)のステータス分析及びその結果に基づく
分類整理を行い、中長期的なフェーズで地域SCのボトムアップに必要な取組の検討・精査を進める。

○地域課題の解決等に資する大学スポーツ資源有効活用事業 62百万円

・大学のスポーツに関する人材の派遣等を通じた地域スポーツの

事 活性化、公開講座やスポーツ教室の実施を通じた地域のスポー

大学が有するスポーツ資源を有機的・複合的に活用し、自治体やスポーツ団体等の地域の組織とも十分に連携・協力し、各地域の現況に即し
事業内容
ツ・イン・ライフの推進など、地域活性化に資する取組。
た課題を解決する取組を推進。また、大学が部活動の地域展開に貢献する取組の推進や大学スポーツを起点とした国際交流機会の創出・充実 例 ・大学のスポーツに関する知識、研究結果等の還元など、スポー
ツ・健康まちづくりに資する取組。
を図る。

スポーツによる地方創生・まちづくりへ

(担当:スポーツ庁参事官(地域振興担当)付)

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