【資料1】精神疾患に係る医療提供体制について(その2) (31 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63129.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第9回 9/8)《厚生労働省》 |
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(「にも包括」に資する情報通信機器を用いた精神療法)
(医療を受ける上での前提)
○ 情報通信機器を用いた精神療法については、患者自身が自己選択できる形が望ましい。一方で、国策として情
報通信機器を用いた精神療法を推奨したりするのは、控えてもらいたい。あくまで患者自身の自己選択の範疇に
おいて、メリット・デメリット等を勘案しながら、患者自身の選択肢として存在することが望ましい。
(「にも包括」に資する情報通信機器を用いた精神療法)
○
情報通信機器を用いた診療に関しては、研究等でエビデンスのある精神療法は認めていく方向にあると思うが、
現実的には都会型のオンラインを活用する診療所と地方にあるかかりつけ医機能を持つ精神医療機関での診療に
ついて役割分担をして、機能分化をしていくべきではないか。軽症例に関してはオンラインを活用しつつ、重症
化したときには、地域の精神科医療機関に結びつけるような仕組みをつくるとともに、地域に根ざした地域包括
ケアシステムを実施する診療所をしっかり評価していくことなどを検討いただきたい。
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