【資料1】精神疾患に係る医療提供体制について(その2) (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63129.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第9回 9/8)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
論点
○
地域ごとに人口規模や医療資源の状況等が大きく異なることや身体合併症を有する患者の受け入
れ体制が異なることを踏まえ、都道府県は医療計画において地域の実情に応じた身体合併症に係る
医療提供体制の整備を行うこととされ、診療報酬上の加算等の算定施設数等を参考に課題を検討し、
目標を設定することとしている。他方で医療需要を踏まえた検討をするべきというご意見もあった
ことや、身体科の医療との連携が重要であることから、一定の仮定に基づくデータ等を参考に、地
域における議論の場等を活用し、医療機関の役割分担を明確にすることが考えられるが、その方策
の在り方や方向性についてどのように考えるか。
○
都道府県が身体合併症に係る医療提供体制を策定するにあたっては、精神病床を有する総合病院
の役割が大変重要であり、精神病床を有する総合病院の確保を適切に実施する必要があると考える
が、その方策の在り方や方向性についてどのように考えるか。
○
精神科病院においては、入院患者の高齢化に伴って、生活習慣病等の身体合併症への対応や、身
体ケアを要する慢性期の患者が多くなってきている実態があり、精神科病院において内科医等が関
わりながら対応できる体制の構築や専門性の高い看護師を活用すること等が必要と考えるが、その
方策の在り方や方向性についてどのように考えるか。
○
慢性期の身体合併症では特に高い専門性が求められる透析、緩和ケア等については、医療計画に
おいて対応する医療機関の明確化を図るとともに、精神科医療機関及び精神科以外の医療機関との
連携体制の構築を推進することが考えらえるが、その方策の在り方や方向性についてどのように考
えるか。
○
身体科病棟の入院患者に対応する精神科リエゾンについては、多様な疾患に対して幅広く活躍す
ることで、身体科による精神科疾患を有する患者の受け入れが進み、結果として精神科医療を特別
視しない素地も期待されると考えるが、その方策の在り方や方向性についてどのように考えるか。
19