【資料1】精神疾患に係る医療提供体制について(その2) (27 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63129.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第9回 9/8)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
○ 精神保健福祉法の改正で、精神障害がある方だけではなくて、精神保健上の課題を抱える方に関しても支援の
対象とされているので、より保健の充実が進むとよい。
○ 初診待機中の支援のところで多職種のアウトリーチチームや市町村の精神保健の担当が受診前の調整や病気の
重症度や緊急性のトリアージができる体制があれば、初診待機を減らす一助となるのではないか。
○ 医療未満の相談機能の充実は進めるべきであり、そこに多職種を配置し、精神科が本当に必要なときには紹介
してもらえるような、医療機関と行政の相談機関とのつなぎを地域の中でいかにつくっていくのかが課題ではな
いか。
○ 相談窓口に顔を出すのは抵抗がある方に関して、アバター相談という取り組みがあり、相談員も相談する人も
キャラクターになりきって相談をする。でも、中身は心理士であったりする。質が担保されたものとしてアクセ
スしやすい工夫を考えるべきではないか。
○ 若者のワンストップサービスを行政が主導で民間と官民連携で行っている事例もあり、医療にかかるまでもな
い、あるいは医療がかかることを迷っている方も含めてワンストップで相談できる。保健所でも精神保健相談な
どをやっているとは思うが、役所や保健所、精神保健福祉センターは足を踏み入れにくいので、ユーザーフレン
ドリーな場所での相談を受けられる体制を充実していくことも必要。
○ まずは相談できることが必要で、相談先については身近な内科等の開業医も考えられる。地域の開業医が基本
的な知識を持ち、地域内の精神科医療機関や専門職との連携体制があれば、開業医である程度の治療を受けるこ
とができる。状態によっては精神科につなげて比較的早い段階でより適切な治療を受けることができる。重症化
する前に対応できる体制をつくり、初診の混雑を軽減する取組も必要ではないか。
○ 診療が必要な方もいると思うので、きちんと医療につなげることは大事であり、にも包括の体制の構築につな
がる話だと考えている。にも包括の協議会で、その地域の各医療機関の得意分野や診療体制を含めて、初診の予
約の取りやすさ等の情報まで把握できる体制かどうかは様々ではないか。情報を一括して把握し、必要な方が直
接アクセスできるとよいのではないか。
○ 特定の病院やクリニックでは予約を取りづらい一方で、比較的容易に予約が取れる医療機関もある。比較的容
易に予約が取れる医療機関の情報にアクセスしやすくなる取組を推進していくのは、有効な手だてではないか。
27