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福祉用具サービス提供における適切なPDCAの実現に向けた手引き (7 ページ)
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出典情報 | 福祉用具サービス提供における適切なPDCAの実現に向けた手引き(7/10)《厚生労働省》 |
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図表2-1
サービス提供におけるPDCAの段階別にみた福祉用具専門相談員に求められる役割
【アセスメントや他職種からの情報収集による福祉用具サービス計画の立案・交付】
利用者の身体状況等のアセスメントや他職種からの情報収集等を通じ、利用目標の設
定及び改善が期待できる日常生活動作
(ADL)
を明確化し、それを踏まえた福祉用具サー
ビス計画を作成し、利用者等に説明、同意を得たものを利用者と介護支援専門員へ交付
P
(Plan)
する。
具体的な例
・ 退院・退所時カンファレンスやサービス担当者会議を活用し、医師やリハビリテーショ
ン専門職、介護支援専門員やサービス担当者等から収集した情報等を踏まえ、福祉用
具サービス計画を作成する。
・ 利用目標を設定し、モニタリング時期等を記載した福祉用具サービス計画を利用者及
び介護支援専門員に交付する。
【福祉用具の安全な使用や使用状況等に関する利用者等や他職種への確認】
利用者等が福祉用具の使用方法を適切に理解しているか、使用を安全に続けられてい
るかなどの福祉用具の適応状況に関して、利用者等やサービス担当者等の他職種へ確
D
(Do)
認を行う。
具体的な例
・ 利用者及び家族等へ電話等にて使用状況を確認する。
・ 訪問介護等の他サービス担当者へ使用状況の確認と機器の状況を確認する。
・ 福祉用具の使用時に危険性がある、福祉用具が不適応であるなどの情報がある場合
は、早期にCheckからActionへ移行する。
【モニタリングの実施、利用目標の達成の状況を踏まえた今後の見通しの検討】
訪問にて、福祉用具の使用時の安全性や適合状況を確認し、福祉用具のメンテナンス
を行う。また、現在までの利用目標の達成状況から、今後の目標の達成や福祉用具の変
C
(Check)
更に関する見通しを立て、福祉用具サービス計画の継続・見直しを検討する。
具体的な例
・ 福祉用具の使用場面を実際に観察し、その手順や安全性を確認する。
・ 福祉用具の設置状況や機器の動き、操作性等のメンテナンスを行う。
・ モニタリングを通じて利用目標の達成状況等を確認するとともに、その結果の記録を
介護支援専門員に報告し、福祉用具サービス計画の継続・見直しを検討する。
【他職種へのモニタリング結果の報告、利用目標の変更時における他職種との連携】
確認した福祉用具の適合状況やメンテナンスの状況について、家族やサービス担当者
へ報告する。利用目標の変更が見込まれる場合は、福祉用具や福祉用具サービス計画の
変更について、他職種へ情報提供・協議を行う。
具体的な例
A
(Action) ・ サービス担当者会議等で家族やサービス担当者に情報を共有する。
・ 医師やリハビリテーション専門職等から収集した情報や、介護支援専門員やサービス
担当者との協議の結果等を踏まえ、福祉用具の継続利用や利用目標について再検討
する。
・ 再検討した福祉用具の継続利用や利用目標に関して、他職種との協議や状況報告を
行う。
出典)
厚生労働省老健局高齢者支援課事務連絡
(令和6年3月21日)
「福祉用具のサービス提供におけるPDCAの適切な実践等について」
※本手引きにおいては、
「他職種」
及び
「多職種」
の表記のみ、図表 1-1
(P.1)
に合わせて修正している。
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サービス提供におけるPDCAの段階別にみた福祉用具専門相談員に求められる役割
【アセスメントや他職種からの情報収集による福祉用具サービス計画の立案・交付】
利用者の身体状況等のアセスメントや他職種からの情報収集等を通じ、利用目標の設
定及び改善が期待できる日常生活動作
(ADL)
を明確化し、それを踏まえた福祉用具サー
ビス計画を作成し、利用者等に説明、同意を得たものを利用者と介護支援専門員へ交付
P
(Plan)
する。
具体的な例
・ 退院・退所時カンファレンスやサービス担当者会議を活用し、医師やリハビリテーショ
ン専門職、介護支援専門員やサービス担当者等から収集した情報等を踏まえ、福祉用
具サービス計画を作成する。
・ 利用目標を設定し、モニタリング時期等を記載した福祉用具サービス計画を利用者及
び介護支援専門員に交付する。
【福祉用具の安全な使用や使用状況等に関する利用者等や他職種への確認】
利用者等が福祉用具の使用方法を適切に理解しているか、使用を安全に続けられてい
るかなどの福祉用具の適応状況に関して、利用者等やサービス担当者等の他職種へ確
D
(Do)
認を行う。
具体的な例
・ 利用者及び家族等へ電話等にて使用状況を確認する。
・ 訪問介護等の他サービス担当者へ使用状況の確認と機器の状況を確認する。
・ 福祉用具の使用時に危険性がある、福祉用具が不適応であるなどの情報がある場合
は、早期にCheckからActionへ移行する。
【モニタリングの実施、利用目標の達成の状況を踏まえた今後の見通しの検討】
訪問にて、福祉用具の使用時の安全性や適合状況を確認し、福祉用具のメンテナンス
を行う。また、現在までの利用目標の達成状況から、今後の目標の達成や福祉用具の変
C
(Check)
更に関する見通しを立て、福祉用具サービス計画の継続・見直しを検討する。
具体的な例
・ 福祉用具の使用場面を実際に観察し、その手順や安全性を確認する。
・ 福祉用具の設置状況や機器の動き、操作性等のメンテナンスを行う。
・ モニタリングを通じて利用目標の達成状況等を確認するとともに、その結果の記録を
介護支援専門員に報告し、福祉用具サービス計画の継続・見直しを検討する。
【他職種へのモニタリング結果の報告、利用目標の変更時における他職種との連携】
確認した福祉用具の適合状況やメンテナンスの状況について、家族やサービス担当者
へ報告する。利用目標の変更が見込まれる場合は、福祉用具や福祉用具サービス計画の
変更について、他職種へ情報提供・協議を行う。
具体的な例
A
(Action) ・ サービス担当者会議等で家族やサービス担当者に情報を共有する。
・ 医師やリハビリテーション専門職等から収集した情報や、介護支援専門員やサービス
担当者との協議の結果等を踏まえ、福祉用具の継続利用や利用目標について再検討
する。
・ 再検討した福祉用具の継続利用や利用目標に関して、他職種との協議や状況報告を
行う。
出典)
厚生労働省老健局高齢者支援課事務連絡
(令和6年3月21日)
「福祉用具のサービス提供におけるPDCAの適切な実践等について」
※本手引きにおいては、
「他職種」
及び
「多職種」
の表記のみ、図表 1-1
(P.1)
に合わせて修正している。
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