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福祉用具サービス提供における適切なPDCAの実現に向けた手引き (43 ページ)
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出典情報 | 福祉用具サービス提供における適切なPDCAの実現に向けた手引き(7/10)《厚生労働省》 |
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4.4.2 認知症のある利用者に対する適切な PDCA の実践のためのポイント
【4 つの疾患に共通のポイント】
視点
確認すべき事項
意欲・
身体状況・ ADL
意向
※モニタリング時には福祉用具サービス計画作成時からの“変化”を把握すること
・ ADL/IADLの状態
(している動作、
していない動作、できる動作、できない動作、できると思われる
動作、それらの維持・改善の見込みなど)
・ 医師からの指示・指導の有無、指導の内容
(日常生活での制限の有無、日常生活での留意事項、判
断の目安に関する説明など)
・ 日常的な活動や活動の状況、運動・活動を妨げる要因
・ 医療機関等への受診の状況
(受診先の名称・場所、頻度、回数、通院方法、受診を妨げる要因の有
介護環境
無、受診の際の同行者の有無、必要性など)
・ 関係する専門職・サービス事業者間での情報共有の方法、情報共有が求められる内容、情報共有
のタイミング
・ 日常的な療養の状況及び支援の体制(本人を含む状況の把握体制、療養の内容、支援の必要性、
支援者は誰かなど)
・ リハビリテーションの実施状況(機能訓練だけでなく生活行為を高める取り組みを含む)
住環境
・ 自宅内外での本人の生活習慣(よくいる場所、動線、日課など)
・ 自宅の間取り(部屋の配置、階段・段差の有無、外構の状況など)
・ 自宅内の動線(日常的に過ごす場所、寝室と居室の移動、居室とトイレ・洗面所の移動など)
【認知症の場合に特徴的なポイント】
視点
確認すべき事項
※モニタリング時には福祉用具サービス計画作成時からの“変化”を把握すること
身体状況・ ADL
・ 中核症状の現れ方
・ 行動・心理症状の状況(起きるタイミングと現れ方、どのようなことが起きているか、背景要因の特定など)
・ 疾患発症前の生活における本人のコミュニケーションの取り方の傾向、性格
・ コミュニケーション
(聞く、話す、見る)
の状況
・ 本人が有する意思決定能力の状況
・ 医師による判断の状況
(主治医意見書等による把握)
・ 心身機能
(筋力低下や空間認識等)
の状況
・ 認知症に対する本人の受けとめの状況
・ 認知症の特徴や進行、ケアの方法に関する家族等の理解度
意欲・意向
・ 将来の生活に対する本人・家族等の意向
・ 生活歴、成育歴
・ 疾患発症前の日常生活における家庭内、地域・社会
(家庭外)
での本人の役割と現在の実行状況
・ 疾患発症後
(現在)
の日常生活における家庭内、地域・社会
(家庭外)
での本人の役割
・ 家庭、地域での役割を担い続けるうえでの認知症の影響の現れ方
・ 疾患発症後
(現在)
の日常生活における外出の頻度・手段、目的、交流相手など
・ 本人が感じる不安
(不安の有無、不安の内容、その程度など)
介護
環境
・ 痛みやかゆみなどの不快
(言葉にならないストレス)
を伴う状況の有無、その内容と程度
・ ADL/IADLに応じた機能訓練の実施状況
・ キーパーソン
(本人の意思決定を支援しうる人)
の有無、本人との関係性
・ 本人の日次
(24時間)
の生活リズム・過ごし方
住環境
・ 自宅内の転倒リスクの評価及び対応状況
(住宅改修、福祉用具の利用、片付けなど)
・ 室内の状況
(温湿度環境、家具や物の配置、照度など)
※寝室、居室、
トイレ、洗面所など各々
・ 生活環境に対する本人の好み
・ 室内環境
(音や光など)
からくる不快・ストレスの程度及び対応状況
・ 環境変化に対しての本人の受け入れの状況
(福祉用具の導入や模様替え等)
※下線・太字は認知症の場合に特に重視して確認すべき事項
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【4 つの疾患に共通のポイント】
視点
確認すべき事項
意欲・
身体状況・ ADL
意向
※モニタリング時には福祉用具サービス計画作成時からの“変化”を把握すること
・ ADL/IADLの状態
(している動作、
していない動作、できる動作、できない動作、できると思われる
動作、それらの維持・改善の見込みなど)
・ 医師からの指示・指導の有無、指導の内容
(日常生活での制限の有無、日常生活での留意事項、判
断の目安に関する説明など)
・ 日常的な活動や活動の状況、運動・活動を妨げる要因
・ 医療機関等への受診の状況
(受診先の名称・場所、頻度、回数、通院方法、受診を妨げる要因の有
介護環境
無、受診の際の同行者の有無、必要性など)
・ 関係する専門職・サービス事業者間での情報共有の方法、情報共有が求められる内容、情報共有
のタイミング
・ 日常的な療養の状況及び支援の体制(本人を含む状況の把握体制、療養の内容、支援の必要性、
支援者は誰かなど)
・ リハビリテーションの実施状況(機能訓練だけでなく生活行為を高める取り組みを含む)
住環境
・ 自宅内外での本人の生活習慣(よくいる場所、動線、日課など)
・ 自宅の間取り(部屋の配置、階段・段差の有無、外構の状況など)
・ 自宅内の動線(日常的に過ごす場所、寝室と居室の移動、居室とトイレ・洗面所の移動など)
【認知症の場合に特徴的なポイント】
視点
確認すべき事項
※モニタリング時には福祉用具サービス計画作成時からの“変化”を把握すること
身体状況・ ADL
・ 中核症状の現れ方
・ 行動・心理症状の状況(起きるタイミングと現れ方、どのようなことが起きているか、背景要因の特定など)
・ 疾患発症前の生活における本人のコミュニケーションの取り方の傾向、性格
・ コミュニケーション
(聞く、話す、見る)
の状況
・ 本人が有する意思決定能力の状況
・ 医師による判断の状況
(主治医意見書等による把握)
・ 心身機能
(筋力低下や空間認識等)
の状況
・ 認知症に対する本人の受けとめの状況
・ 認知症の特徴や進行、ケアの方法に関する家族等の理解度
意欲・意向
・ 将来の生活に対する本人・家族等の意向
・ 生活歴、成育歴
・ 疾患発症前の日常生活における家庭内、地域・社会
(家庭外)
での本人の役割と現在の実行状況
・ 疾患発症後
(現在)
の日常生活における家庭内、地域・社会
(家庭外)
での本人の役割
・ 家庭、地域での役割を担い続けるうえでの認知症の影響の現れ方
・ 疾患発症後
(現在)
の日常生活における外出の頻度・手段、目的、交流相手など
・ 本人が感じる不安
(不安の有無、不安の内容、その程度など)
介護
環境
・ 痛みやかゆみなどの不快
(言葉にならないストレス)
を伴う状況の有無、その内容と程度
・ ADL/IADLに応じた機能訓練の実施状況
・ キーパーソン
(本人の意思決定を支援しうる人)
の有無、本人との関係性
・ 本人の日次
(24時間)
の生活リズム・過ごし方
住環境
・ 自宅内の転倒リスクの評価及び対応状況
(住宅改修、福祉用具の利用、片付けなど)
・ 室内の状況
(温湿度環境、家具や物の配置、照度など)
※寝室、居室、
トイレ、洗面所など各々
・ 生活環境に対する本人の好み
・ 室内環境
(音や光など)
からくる不快・ストレスの程度及び対応状況
・ 環境変化に対しての本人の受け入れの状況
(福祉用具の導入や模様替え等)
※下線・太字は認知症の場合に特に重視して確認すべき事項
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