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福祉用具サービス提供における適切なPDCAの実現に向けた手引き (26 ページ)

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出典情報 福祉用具サービス提供における適切なPDCAの実現に向けた手引き(7/10)《厚生労働省》
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3. 一般的な福祉用具サービス提供プロセスにおけるポイント
3.3
図表3-14

Do

通常よりも早期かつ頻繁に確認を行う必要性が想定される利用者像
(例)
確認すべきポイント

想定される利用者像
• 初めて福祉用具を使用する利用者

• 貸与した福祉用具が適合しているか
• 誤った使い方をしていないか
• (介護者がいる場合)
介護者の負担に変化はな
いか

• 使用方法の理解に不安のある利用者・家族
(認知

• 誤った使い方をしていないか

症など)
• 独居の利用者
• 退院・退所後の利用者

• 想定よりも早く状態が変化していないか
• 退院・退所時に気付かなかった課題・リスクや新
たなニーズが発生していないか
(介護者の負担
も含む)

• 疾病等による急激な状態変化が予想される利用

• 想定よりも早く状態が変化していないか


(ターミナル期など)

図表3-15

確認するタイミングを考慮したほうが良い福祉用具とその確認タイミング
(例)

使用している福祉用具
外出時に使用する福祉用具

確認すべきタイミング
• 納品後すぐに使用しない場合もあるため、使用頻
度を考慮して確認を行う。

スロープ

• 使い方の理解に不安がないかは早期に確認する。
• 納品後すぐに使用しない場合もあるため、その際
は使用頻度を考慮して確認を行う。

車いす

• 常に使用する場合には2~3日程度でも座り心地
や操作面の確認が可能。

特殊寝台
特殊寝台付属品

• 使い方の理解に不安がないかは早期に確認し、
寝心地は1日のみではなく数日の観察期間をと
るようにする。

床ずれ防止用具
体位変換器

• 使い方の理解に不安がないかは早期に確認し、
適合状況は少し期間を空けて確認する等、二段
階に分けて確認することが必要。

移動用リフト

• 使い方の理解に不安がないかは早期に確認し、
適合状況は少し期間を空けて確認する等、二段
階に分けて確認することが必要。

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