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公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00273.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第4回 6/19)《厚生労働省》
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糖尿病性腎症重症化予防プログラムに係る分析結果


人工透析に至る糖尿病該当者のうち1割以上は、人工透析導入5年前の時点で医療機関における
血清クレアチニン検査ができていなかった。
○ 特定健診での糖尿病該当者の翌年度継続受診者数は、70~74歳では72.2%であったのに対し、
40歳~44歳では51.1%であった。
令和4年度厚生労働省委託事業 糖尿病性腎症重症化予防プログラムの効果検証等事業報告書(抜粋)
2.3 ビッグデータ分析による糖尿病性腎症重症化予防プログラムの効果検証
2.3.3 結果
(1) 分析1:透析導入や糖尿病性腎症病期の悪化要因の分析
(中略)
血清クレアチニン検査は、腎機能評価に必須の検査であるが、人工透析に至る糖尿病該当者のうち1割以上は人工透析導入5年前の時点で医療機関に
おける血清クレアチニン検査ができていないことも明らかとなった。尿アルブミン定量は透析に至らない糖尿病該当者の方が実施割合が高く、また
HbA1c の実施割合には大きな差は認められなかった。
(中略)特定健診で血清クレアチニン検査を受けることができた対象者の結果をみると、11〜14%程度がeGFRが 60 ml/min1.73m2未満であり潜在的な慢
性腎不全に該当する被保険者が存在することが明らかになった。
(中略)
(3) 分析3:保険者の取組や地域特性による糖尿病性腎症重症化予防の影響分析
はじめに、実事業(3)で用いた NDB データにおける 2018 年度の特定健診受診者数、糖尿病該当者数、同年度医療機関受診者数、翌年度医療機関受
診者数、同年度継続受診者数、翌年度継続受診者数を示す(図表 2-3-2)。(中略)
図表 2-3-2 受診に関する基礎集計(人数・割合)全体(一部抜粋)

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