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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00273.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第4回 6/19)《厚生労働省》 |
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(時間外対応加算について)
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患者からの休日・夜間等の問い合わせや受診に対応すること等を評価する「時間外対応加算」があり、令和6年度診療報酬改
定において、時間外の問い合わせに非常勤職員等が対応し、医師に連絡した上で、当該医師が電話等を受けて対応できる体制の
評価を新設した。
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時間外対応加算の算定医療機関において、電話等による相談の結果、緊急の対応が必要と判断された場合に実施可能な対応は、
「外来診療」と、「他の医療機関との連携又は救急搬送等」が多い傾向があった。
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時間外対応加算の届出医療機関数は近年横ばいであったが、令和6年改定以降、時間外対応加算3の届出医療機関数が減少し
た一方で、その他の加算の届出医療機関数が増加した。
(機能強化加算について)
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かかりつけ医機能の体制整備に係る評価として「機能強化加算」がある。機能強化加算は、施設基準として、「地域包括診療
料・加算」「小児かかりつけ診療料」 「在宅時医学総合管理料・施設入居時医学総合管理料(在宅療養支援診療所・病院に限
る。)」についての届出・実績等を要件としているほか、 服薬管理や専門医療機関への紹介、健康管理に係る相談、時間外診
療に関する情報提供等の対応を算定要件としている。
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機能強化加算の届出医療機関数は、令和3年までは増加傾向であったが、近年は横ばいである。算定回数は、令和2年に大き
く減少していたが、令和5年には令和元年以前よりも増加した。
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医療法におけるかかりつけ医機能のうち、機能強化加算で体制整備を評価しているものとしては、「機能の院内掲示」「服薬
の一元管理の実施」「介護サービス等との連携」「法定健診・検診」「定期予防接種」「学校医」等がある。
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外来受診した医療機関において「かかりつけ医機能に関する説明を受けたことがある」と回答した患者は、38.9%であり、
「かかりつけ医機能に関する院内掲示を見たことがある」と回答した患者は、46.2%であった。
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機能強化加算の届出医療機関では、届出を行っていない医療機関と比較して、介護との連携に取り組んでいる傾向があった。
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機能強化加算の届出医療機関は、機能強化加算の算定要件の一部となっている「処方薬の把握」「健診に関する相談」「予防
接種」「学校医」等に関する機能を有している割合が大きかった。
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かかりつけ医に関連した研修等のうち、「日本医師会のかかりつけ医機能研修」を修了又は一部受講した医師の在籍割合が最
も高く、43.5%であった。
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医学生の実習、臨床研修医の受入れを行っている診療所は約10%前後であり、専攻医の受入れを行っている診療所はさらに
少なく、4.2%であった。
【課題】
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上記の現状について、どのように評価するか。
上記の現状を踏まえて、さらに検討を進めるべき事項についてどのように考えるか。
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