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入ー1 (100 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00273.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第4回 6/19)《厚生労働省》
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現状と課題
(質の高い生活習慣病管理に求められることについて)

生活習慣病に関連するガイドラインでは、定期的な検査の必要性や、合併症等を予防するための治療継続の重要性について言
及されている。

糖尿病の重症化予防にあたっては、健診等の受診勧奨を受けた者に対する適切な対応等、糖尿病の発症予防の取組と連携した
医療を行うことが求められる。

生活習慣病管理料を算定された患者について、6か月ごとの継続算定率は、医療機関ごとにばらつきがあった。

外来患者及び一般の方を対象とした調査において、「定期的な受診を続ける上で、医療機関の体制や機能として必要と思うこ
と」を聞いたところ、「予約診療を行っていること」が最も多く、次いで「28日以上の長期処方に対応していること」が多
かった。
(糖尿病患者の眼科受診及び歯科受診について)

糖尿病の管理においては、合併症予防のための眼科受診や、歯周病の診断と治療が重要とされていることから、生活習慣病管
理料(Ⅰ)(Ⅱ) において、糖尿病患者に対して眼科受診及び歯科受診を勧奨することを算定要件としている。

診療所又は200床未満の病院において、糖尿病を主病とする患者数は、平均で118.8人、中央値は38.5人であった。そのうち、
眼科受診を指導した患者数は、平均で21.5人、中央値は0人であり、歯科受診を促した患者数は、平均で14.1人、中央値は0人
であった。
(小児かかりつけ診療料について)

令和6年度診療報酬改定において、小児かかりつけ診療料の施設基準に、「専ら小児科等を担当する常勤の医師について、発
達障害等に関する適切な研修及び虐待に関する適切な研修を修了していることが望ましい。」との要件を追加した。

小児かかりつけ診療料を算定している医療機関において、「発達障害等に関する適切な研修」を受講した医師のいる施設は
36.4%であり、「虐待に関する適切な研修」を受講した医師のいる施設は38.0%であった。

【課題】



上記の現状について、どのように評価するか。
上記の現状を踏まえて、さらに検討を進めるべき事項についてどのように考えるか。

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