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電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改訂版)」(令和3年7月)について (98 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》
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医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き
参考3

電波環境の測定方法(高度な方法)

無線 LAN と医用テレメータの電波以外にも、各種電波利用機器が発する電波や各種電気電
子機器が原因の不要電波が医用電気機器や医用テレメータの無線通信に影響を及ぼす場合
があるので、医療機関内の電波状況を詳細に把握するために、専用の測定機器等を用いた調
査を必要に応じて実施することも有効です。ただし、電波の測定方法は調査の目的によって
具体的な実施方法や項目も変わりますので、目的を明確にして調査事業者等に相談すること
が必要です。

電気電子機器からの不要電波
医用テレメータの無線通信に影響を与える電気電子機器からの不要電波の参考として、不
要電波を規制する VCCI 規格 40に適合していない製品と適合している製品からの不要電波の
例を参-図 5 に示します。

参-図 5 不要電波の規制規格に適合していない製品(上段)
及び適合している製品(下段)からの不要電波の実測例
不要電波の規制規格(VCCI 規格や CISPR 規格、FCC 規格など)に適合している製品を選ぶ
ことで、医用テレメータへの影響を回避することが可能となります。
40

脚注 8 を参照

91

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