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電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改訂版)」(令和3年7月)について (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》
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医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き
④ 外部環境からの電波干渉
○ 携帯電話事業者等やコンビニエンスストア等の小売店舗、バス・バス停、自動販売機
等に設置される無線 LAN AP をはじめとする外部環境から電波干渉を受ける。
(他にも、
医療機関が住居やオフィス等と隣接し、そこに無線 LAN AP が設置されている場合に
は、それらからも干渉を受けることがある。)
[対策]  定期的に電波環境測定を実施して外部環境の変化を検知する

図 40
⑤ 不適切なセキュリティ設定

外部環境からの電波干渉

○ 無線 LAN のセキュリティ設定が不適切な場合には、情報漏えいのおそれがある。
[対策] 







患者・来訪者用無線 LAN と業務用無線 LAN のネットワークを分離する
機器管理用パスワードは推測されにくいものを設定する
無線 LAN の暗号化パスワードを掲示等する場合は解読リスクを認識する
意図したエリア内に限ってサービスが提供されるように、電波の出力等を
適切に調整する
ネットワーク機器の MAC アドレスフィルタリング機能及び IP アドレス制
限機能を用いて登録された通信端末のみ使用を可能とする(ただし、MAC
アドレスや IP アドレスについては技術的に容易に詐称することも可能で
あることから留意が必要です)
セキュリティ対策は p.52 の総務省及び厚生労働省のガイドラインも参照

図 41

不適切なセキュリティ設定

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