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電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改訂版)」(令和3年7月)について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》
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医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き
2.手引きのポイント
2-1.医療機関で電波を利用する際に生じるトラブル事例
医療機関では、医用電気機器への影響やマナーの問題から、建物内での携帯電話の利用が
制限されていましたが、2014 年 8 月に電波環境協議会より発行された「医療機関における
携帯電話等の使用に関する指針」を参考にすることなどにより、医療機関における携帯電話
の利用ルールを定めた上で、携帯電話を積極的に利用する医療機関も増えています。また、
近年、携帯・可搬型の医用テレメータや無線 LAN などの電波利用も急拡大しています。

図 1

医療機関における電波にかかわるトラブル事例

電波利用機器の利用は、利便性の向上や医療の高度化というメリットが得られる一方で、
適切に使用・管理しない場合には、思わぬトラブルが発生する可能性があります。
アンケート調査結果によれば、各種電波利用機器を導入する医療機関において、電波に関
するトラブルが多く経験されています。

注)携帯電話・スマートフォンのトラブル経験は、トラブル経験の有無の単一回答ではなく、個別のト
ラブルに関する複数回答(図 3 を参照)としているため、全回答から「特にトラブルはない」と
「無回答」のデータを除いた数を「トラブルの経験がある」として再計算している。

図 2

病院における電波利用機器の使用に起因するトラブルの経験
(2019 年度アンケート調査結果)

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