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電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改訂版)」(令和3年7月)について (118 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》
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医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き
無線 LAN
Q1

A1

無線 LAN の電波の到達範囲(距離)はどの程度でしょうか。
無線 LAN AP からの電波到達範囲は、設置場所の高さや設置場所周辺の壁や
床、天井の材質により大きく変化しますが、最大で数十 m~百 m 程度です。
また、使用する無線 LAN の規格や周波数帯、電波の強さによっても電波の到
達範囲は変化します。
詳しくは➡3-3.(1)<p.36>

Q2

無線 LAN の通信速度が低下することがあります。どのような原因が考えられ
るでしょうか。
良好な無線 LAN 通信環境を実現するためには適切なチャネル設計を行うこと
が必要です。加えて、無線 LAN の通信不良や速度低下の原因には、主に以下
のような要因が考えられます。

A2

・2.4GHz 帯を使用する機器からの電波干渉
・持ち込み機器による電波干渉
・外部環境からの電波干渉
・無線 LAN AP や端末の不適切な設定
・1 つの無線 LAN AP に多くの端末が接続
・無線 LAN AP と通信端末間に距離がある
・電波を通しにくい金属性の構造物(壁・扉など)による遮へい
トラブルの要因の詳細や対策については本文を参照ください。
詳しくは➡3-3.(4)<pp.42-45>

Q3

A3

医療機関内で使用している無線 LAN の電波が、近隣の医療施設で使っている
無線 LAN の電波と干渉することはありますか。
電波が届く範囲であれば干渉する可能性はあります。同様に自分の施設の無
線 LAN 機器が発した信号が近隣に届いていることも考えられます。
詳しくは➡3-3.(4)④ <p.45>

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