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電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改訂版)」(令和3年7月)について (47 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》
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医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き
無線 LAN の電波環境の測定方法(簡易な方法)
無線 LAN の電波状況は、専用の測定機器等でなくてもスマートフォンのアプリケーション
を利用すること等により目安として把握することができます。無線 LAN の導入を検討する際
などでは電波環境を簡易にでも確認することは有益な基礎情報となります。
また、無線 LAN 導入後に、通信速度低下等の障害が発生していると思われるときには、障
害除去のために持込無線 LAN 機器や外部などから侵入してくる無線 LAN 電波の状況調査を
行うことで原因の特定と対策が可能となります(通信障害が起きる事例は3-3.(4)を
参照)。トラブル発生時に必要なツール(可視化ツール)などを備えておくことも有効です。
無線 LAN の電波状況を簡易に確認する手順を以下に示します。詳細な測定方法については
参考3(3)を参照してください。

【測定の手順】
1. 無線 LAN の電波状況を確認する場所を決めます。
2. 医療機関内で運用している無線 LAN のネットワークの名称(SSID)と使用している
無線チャネルを予め確認して記録しておきます。
3. 電波状況を調べる場所において、医療機関が運用している無線 LAN とそれ以外に現
れた SSID・使用チャネル・受信信号強度を記録します 15。
4. 例えば 1 時間毎に同じ場所で、SSID の数、それぞれの強度などの電波状況を記録し
ます。
5. 医療機関が管理している無線 LAN の電波状況は大きく変化しませんが、それ以外の
無線 LAN 電波は外来受付時間等で医療機関内に無線 LAN 機器を持ち込む人の数や医
療機関外での無線 LAN の使用状況によって大きく変わります。
【結果の判定】
 医療機関が管理している無線 LAN のチャネルと同じチャネルに管理外の無線 LAN
の信号が定常的または何度も確認された場合には、医療機関の無線 LAN の性能を
低下させていることが考えられます。なお、2.4GHz 帯を使用している場合は、同
一チャネルだけでなく近接するチャネル(例えばチャネル 4 に対してチャネル 2、
3、5、6)も干渉するため、性能を低下させていると考えられます。
 医療機関が管理している無線 LAN の同一チャネルが複数測定される場合(2.4GHz
無線 LAN では隣接チャネルが使用されている場合)にも、無線 LAN の性能を低下
させていることが考えられます。

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無線 LAN ワイヤレスネットワークの名称(SSID)
・使用チャネル・信号強度等の測定には、スマート
フォンのアプリケーション(例えば、
「Wifi Analyzer」や「Wi-Fi オーバービュー360」等、多くの種
類があります)を利用すると容易に知ることができます。

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