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提案書19(3602頁~3801頁) (92 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑭その他

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⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

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⑯参考文献1

1)名称

H. pylori感染の診断と治療のガイドライン

2)著者

日本ヘリコバクター学会ガイドライン作成委員会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

37−38頁

4)概要

血清ペプシノゲンは、胃粘膜の炎症の指標でもあり、H. pylori感染によって血清ペプシノゲンは変化し、従ってH. pylori
関連胃炎の有無の推定が可能である

1)名称

Kyoto global consensus report onHelicobacter pylori gastritis

2)著者

Sugano K, Tack J, Kuipers EJ, Graham DY, El-Omar EM, Miura S, Haruma K, Asaka M, Uemura N, Malfertheiner P;
faculty members of Kyoto Global Consensus Conference.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Gut. 2015 Sep;64(9):1353-67

4)概要

血清ペプシノゲンは胃炎の程度そして胃がんのリスクの評価に有用である。

1)名称

Optimal Criteria and Diagnostic Ability of Serum Pepsinogen Values for Helicobacter pylori Infection.

2)著者

Kikuchi S, Kato M, Mabe K, Kawai T, Furuta T, Inoue K, Ito M, Yoshihara M, Kodama M, Murakami K.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Epidemiol. 2019 Apr 5;29(4):147-154

4)概要

血清ペプシノゲンによって胃炎や胃のH. pylori感染状況が把握でき不要な内視鏡検査を省略できる可能性がある。

1)名称

血清ペプシノゲンによるH. pylori除菌判定

2)著者

古田隆久、杉本光繁、小平知世、西野眞史、山出美穂子、魚谷貴洋、佐原秀、市川仁美、山田貴教、杉本健、大澤恵、白井
直人

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本消化器病学会誌110(2),210-217, 2013.

4)概要

血清ペプシノゲン(PG)値はH. pyloriが除菌されると大きく変化する.すなわち,除菌に成功するとPG I,PG IIの低下
とPG I/PG II比の有意な増加を認める.しかし,除菌失敗例ではこうした変化はみられない.そのため,血清PGは,簡便
に除菌療法の推移を計るバイオマーカーであると考えられる.血清PGの変化率による判定基準としては,治療前値のPG
I/PG II比が3.0未満では+40%以上の増加,治療前のPG I/PG II比が3.0以上,5.0未満では+25%以上の増加,治療前の
PG I/PG II比が5.0以上では+10%以上の増加をもって除菌と判定した場合,感度,特異度,有用度は100.0%,93.1%,
96.2%であり,非常に高い精度で除菌判定が可能である.H. pylori感染に対する宿主側の反応の変化を捉えたきわめて精
度の高い判定法であると考えられる.本検査を応用することで,除菌判定法の選択肢が増えてさまざまな患者の個々の状況
に応じた診療が可能になると考えられる.

1)名称

Percentage changes in serum

2)著者

Furuta T, Kaneko E, Baba S, Futami H, Arai H

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Am J Gastroenterol 1997; 92: 84-8.

4)概要

105例のH. pylori陽性例で除菌の前後で血清PG I, PG II を測定し、PG I/PG II比の変化率で除菌判定を行うと、除菌成否
判定の感度 100.0%、特異度 93.1%,有用度96.2%と非常に高い精度で除菌判定が可能である。

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

pepsinogens are useful as indices of eradication of Helicobacter pylori.

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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