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提案書19(3602頁~3801頁) (82 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑭参考文献1

⑭参考文献2

1)名称

不整脈の非薬物治療ガイドライン(2018年改訂版)

2)著者

栗田隆志、野上昭彦

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本循環器学会/日本不整脈心電学会合同ガイドライン

4)概要

標準的な薬物治療がなされている左室駆出率35%以下の症候性心不全患者(NYHA心機能分類 class II以上)に対する突然死一次予防目的の植込
み型除細動器移植術は、非持続性心室頻拍を有する場合はクラスI、非持続性心室頻拍がみられない場合でもクラスIIa適応として推奨されてい
る。

1)名称

Primary results from the Japanese Heart Failure and Sudden Cardiac Death Prevention Trial (HINODE)

2)著者

Aonuma K, Ando K, Kusano K, et al. for the HINODE Investigators.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

ESC Heart Failure 2022; 9: 1584–1596.

4)概要

多施設前向き観察研究(HINODE)では、日本人171名を対象に欧州のガイドラインに従って一次予防植込み型除細動器移植術を行っているが、欧
米患者を対象としたMADIT-RIT試験(2012年)と死亡率ならびに適切作動が同等であった。心臓電気生理学的検査による心室頻拍/心室細動の誘発
は、生命予後改善や不整脈イベント発生予測に寄与しなかった。

1)名称

European Society of Cardiology quality indicators for the management of patients with ventricular arrhythmias and the
prevention of sudden cardiac death

2)著者

Aktaa S, Tzeis S, Gale CP, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Europace 2023;25:199–210.

4)概要

欧州心臓病学会(ESC)では、心臓突然死を抑制するためには一次予防ICD移植術をガイドラインに遵守して実行することが必要としており、その
実施割合を臨床指標(QI:Quality Indicator)のひとつとして提唱している.

1)名称

Current status and role of programmed ventricular stimulation in patients without sustained ventricular arrhythmias and reduced
ejection fraction: Analysis of the Japan cardiac device treatment registry database.

2)著者

Yokoshiki H, Shimizu A, Mitsuhashi T, et al. Members of the Implantable Cardioverter-Defibrillator (ICD) Committee of the Japanese
Heart Rhythm Society.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Journal of Arrhythmia 2021;37:148–156.

4)概要

一次予防目的に植込み型除細動器移植術が施行された左室駆出率35%以下の症例(N = 746)を対象とした観察研究(JCDTR: Japan Cardiac
Device Treatment Registry)において、術前の心臓電気生理学的検査の実施群と非実施群に死亡率、心不全死、植込み型除細動器の適切作動と
いった事象に差はみられなかった。また、心臓生理学的検査による心室頻拍/心室細動の誘発性は、適切作動の有意な予測因子にはならなかっ
た。

1)名称

Amiodarone or an Implantable Cardioverter–Defibrillator for congestive heart failure.

2)著者

Brady GH, Lee KL, Mark DB, et al. for the Sudden Cardiac Death in Heart Failure Trial (SCD-HeFT) Investigators.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

N Engl J Med 2005;52:225-237.

4)概要

左室駆出率35%以下の症候性心不全(NYHA心機能分類 class II-III)患者(N = 2521)を対象とし、不整脈の有無ならびに誘発性を問わずに無
作為に薬物治療群、アミオダロンを加えた薬物治療群、植込み型除細動器(ICD)による治療群の3群に割り付けを行ったところ、ICD治療群では
薬物治療群と比べて生命予後が改善した(P = 0.007)(SCD-HeFT試験)。

2018年改訂版

P27-P31

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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