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提案書19(3602頁~3801頁) (190 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式
提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

724213

頭頚部固定具の適応に良性疾患の追加

日本放射線腫瘍学会

【技術の概要】

【既存の治療法との比較】
M001注3 体外照射用固定器具加算の適応疾患に関して、
「悪性腫瘍に対して」のみではなく、頭頚部良性疾患にも
適応を拡大することを提案する。

 外部放射線治療を実施する患者に対して、一連の治療前の
放射線治療計画時に体外照射用固定具を作成し、作成した
固定具を用いて実際の照射時に患者を精密に固定する技術。
これにより、照射時の患者の固定精度の大幅な向上が見込
める。

 当該装置の使用による有効性(固定精度向上)や作成過
程(材料費、設備費、人件費)は悪性腫瘍と変わらないにも
関わらず、現状では算定不可となっている。→ 固定具
を使用しないことによる精度の低下(効果減少と有害事
象増加の可能性) → 今回の適応拡大により適切な精
度を確保することが可能

 これまで適応がなかった良性疾患を適応に追加する
(症例数は従前の5%程度増加する)。
水晶体をぎりぎりで
避けている

 特に頭頚部領域の良性疾患である甲状腺眼症(バセドウ病)
や脳動静脈奇形等の放射線治療に関しては, 高い患者固定
精度が要求されているため、固定具の利用が必要不可欠
である。

【有効性及び診療報酬上の取扱い】

683万円の医療費削減

甲状腺眼症の治療

 医療費増加分:およそ 2,864万円
(算定回数増加分+人件費増加分)
 医療費減額分:およそ 3,547万円
(副作用低下分)

【対象疾患】
対象とする患者(対象疾患名):悪性腫瘍に対して体外照射
を行う患者



M001注3 体外照射用固定器具加算
医療技術の内容:身体を精密に固定する器具を使用し、放射線
治療時の患者固定精度を担保する。
点数:1,000点(一連の治療につき1回に限り算定可)

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