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提案書19(3602頁~3801頁) (138 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬



⑫その他



⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

日本医学放射線学会、日本医学物理学会、日本放射線技術学会、日本放射線技師会

⑭参考文献1

1)名称

Efficacy and Safety of Locoregional Radiotherapy With Chemotherapy vs Chemotherapy Alone in De Novo Metastatic Nasopharyngeal
Carcinoma A Multicenter Phase 3 Randomized Clinical Trial.

2)著者

You R, Liu Y P, Huang P Y, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

JAMA Oncology. 2020 July;6(9):1345-1352

4)概要

遠隔転移のある上咽頭癌への局所領域IMRT追加に関する第3相ランダム化比較試験の結果。
初回化学療法が奏功した上咽頭癌患者126名(IMRT追加群:62例、化学療法継続群:64例)のデータ解析。IMRT追加群は、2年全生存率が76%と化学
療法継続群の55%と比較し有意に良好であった(ハザード比:0.42、p = 0.004)。両群間で、急性期の血液および消化器毒性の頻度に有意差を認
めなかった。IMRT追加群で、グレード3以上の皮膚炎、粘膜炎および口腔内乾燥症を、それぞれ8%、34%および7%に認めたものの、97%の症例にお
いて予定されたIMRTプロトコールが完遂可能であった。

1)名称

Prostate Radiotherapy for Metastatic Hormone-sensitive Prostate Cancer: A STOPCAP Systematic Review and Meta-analysis.

2)著者

Burdett S, Boeve L M, Ingleby F C, Fisher D J, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

European Urology. 2019 July;76(1):115-124

4)概要

遠隔転移を有する前立腺癌に対する放射線治療追加に関するメタ解析の結果。ホルモン療法と前立腺への放射線治療追加の併用治療とホルモン療
法単独治療に関する3つの試験、2126例のデータ解析。骨転移が5個未満の症例群では、前立腺への放射線治療の追加により生存期間の有意な延長
が認められた(ハザード比:0.73、p = 0.0071)。一方で骨転移が5個以上ある症例群では、前立腺への放射線治療の追加による生存期間の改善
はみられなかった。(ハザード比 1.07、p = 0.37)。生化学的非再発生存期間や非再発生存期間は、前立腺への放射線治療の追加により共に有
意に改善した(ハザード比 0.74、p = <0.001およびハザード比 0.76、p = <0.001)。

1)名称

Randomized phase II trial evaluating pain response in patients with spinal metastases following stereotactic body radiotherapy
versus three-dimensional conformal radiotherapy.

2)著者

Sprave T, Verma V, Förster R, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Radiotherapy and Oncology. 2018 August;128(2):274-282

4)概要

この無作為化試験は、脊椎転移に対する緩和的SBRTの有用性を示すもので、疼痛反応の迅速化と改善に関連するものであった。現在進行中の大規
模なランダム化試験は、これらのエンドポイントにさらに対処するのに役立つだろう。

1)名称

National Population-Based Study Comparing Treatment-Related Toxicity in Men Who Received Intensity Modulated Versus 3-Dimensional
Conformal Radical Radiation Therapy for Prostate Cancer.

2)著者

Sujenthiran A, Nossiter J, Charman S C, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

International Journal of Radiation Oncology Biology Physics, biology. physics. 2017 December;99(5):1253-1260

4)概要

英国国立放射線治療データベースを用いた前立腺外照射に関する大規模集団ベースのコホート研究結果。
2010年1月から2013年12月に前立腺癌の外照射を受けた23,222名の患者(IMRT:6,933名、3D-CRT:16,289名)について検討した。競合リスク回帰
解析を行った結果、IMRTを受けた患者は3D-CRTを受けた患者に比して重篤な消化管有害事象発生リスクが有意に低かった(調整ハザード比:
0.66、5年累積発生率 IMRT:17.0%、3D-CRT:24.5%)。一方、尿路有害事象の発生率に有意な差はみられなかった。

1)名称

強度変調放射線治療(IMRT)臨床的ガイドライン2023

2)著者

日本放射線腫瘍学会、日本放射線腫瘍学会高精度放射線外部照射部会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

強度変調放射線治療(IMRT)臨床的ガイドライン2023. 2023年5月(改訂作業中);4ページ

4)概要

IMRTの臨床適応について言及したガイドラインである。「近接する正常臓器を避けて目的とする線量を体外照射で投与するにはIMRTでしか不可能
な固形悪性腫瘍」の患者に対しても、IMRTを使用することを推奨するということが言及されている。

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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