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提案書12(2200頁~2401頁) (85 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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脊髄腫瘍摘出術・髄外腫瘍
【対象疾患】
• 脊髄神経鞘腫、髄膜腫などの脊髄腫瘍(髄外に存在するもの)

手術顕微鏡による髄外腫瘍摘出

【技術の概要と現状の問題点】
• 脊柱の一部である椎弓を最小限切除して腫瘍に接近し脊髄に圧迫を加え
ることなく腫瘍を徐々に減圧して、脊髄から剥離、腫瘍を摘出する。必要最
小限の術野から菲薄化・脆弱化した脊髄に損傷・圧迫を加えることなく腫
瘍摘出を行う。
• 骨削除範囲に応じて、椎弓形成を実施する。
• 一連の操作において高度な顕微鏡手術技術を要するが、脊椎レベル・腫
瘍局在によって手術難易度が異なる。
【改正要望点】
• 増点ならびに術式個別化を要望する。
術式個別化(案)
1. 頸椎(椎骨動脈との関連あり)
2. 頸椎(椎骨動脈との関連なし)
3. 胸椎(脊髄背側)
4. 胸椎(脊髄腹側)
5. 腰椎(椎間孔外伸展あり)
6. 腰椎(椎間孔外伸展なし)

【診療報酬上の取り扱い】
• アプローチ補助器械:顕微鏡
• 技術度:D
• 手術所用時間:4
• 医師数:3、看護師:2、技師:1
• K191 1 脊髄腫瘍摘出術(髄外) 62,000点





脊髄神経鞘腫(*)
頸椎(椎骨動脈との関連あり)
2284

現状の比較対象
• K191 2
脊髄腫瘍摘出術(髄内)
• K192
脊髄血管腫摘出術
• K151-2
広範囲頭蓋底腫瘍切除・再建術
• K169 1
松果体部腫瘍摘出術
• K169 2
その他の頭蓋内脳腫瘍摘出術
• K169-3
内視鏡下脳腫瘍摘出術

118,230点
106,460点
216,230点
158,100点
132,130点
100,000点