よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書12(2200頁~2401頁) (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

⑭参考文献1

1)名称

Can surgeons predict what makes a good hemiarthroplasty for fracture?

2)著者

Boileau P, Winter M,

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Shoulder Elbow Surg 2013年 22号, 1495-1506

4)概要

人工骨頭挿入術(肩)で良好な成績を得るためには,骨頭を包む結節の術後転位を少なくし,できるだけ解剖学的位置で結節を癒合させることが
重要である.過去には約20-50%に及ぶ結節の偽関節や変形癒合の報告がある.今回人工骨頭のステム周囲に十分な骨移植を行い得る機種を30肩に
用い87%に解剖学的位置での結節の癒合を獲得できた.一方対照として従来形状のbulkyな人工骨頭を用いた31肩では45%の癒合率であった.女性
や75歳以上ではいずれの機種でも低い癒合率であった.

1)名称

リバース型人工肩関節全置換術適正使用基準

2)著者

日本整形外科学会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本整形外科学会リバース型人工肩関節全置換術ガイドライン,2021年改訂版

4)概要

リバース型人工肩関節全置換術の適応は,年齢が65歳以上の腱板断裂を伴う関節症や広範囲断裂が良い適応である.骨折領域では結節の粉砕や骨
粗鬆症により骨癒合を期待できない上腕骨近位端骨折や骨折後の変形治癒,偽関節,および解剖学的人工関節置換術ないし人工骨頭置換術後の不
具合に対する再置換術としても行われる.実施医基準としては肩関節手術全般40例,上腕骨近位端骨折手術30例,人工肩関節(骨頭)置換術の術
者10例の経験が必要で,学会指定の講習会受講と使用成績調査への協力が求められている.

1)名称

A cohort study of 4190 patients treated with low-intensity pulsed ultrasound (LIPUS): findings in the elderly versus all patients

2)著者

Zura R, Mehta S, Rocca GJD, Jones J, Steen RG

3)雑誌名、年、月、号、ページ

BMC Musculoskeletal Disorders 2015年 3月,16号, 45

4)概要

四肢骨折発生後90日以内に超音波骨折治療を行った4190例に対し,骨折部位ごとの骨癒合の達成率を調査した.その結果,全年齢対象では骨癒合
達成率が96.2%で,60歳以上に限っても95.2%であった.60歳未満では全ての骨折部位で90%以上の骨癒合達成率で,最も率の低かった上腕骨でも
91.6%であった.超音波骨折治療は骨折発生後にできるだけ早期に開始することで,より高率に骨癒合が得られる.

1)名称

Instructional review of key factors to achieve successful outcomes when using low-intensity pulsed ultrasound in fracture repair

2)著者

Harrison AJ, Redler MR, Taylor DM, Mahmood A, Jones JT, Arai Y, Watanabe Y

3)雑誌名、年、月、号、ページ

EFORT Open Reviews, 2022年 7月, 12号,817–826

4)概要

1983以降の超音波骨折治療に関する基礎,臨床的研究(59篇)を網羅的に概説し,現在の超音波骨折治療に対する考え方を示している.超音波骨
折治療を成功させるための留意点として,①骨折部の間隙を1cm未満とする,②骨折部の安定性を確保する,③骨折部に対してトランスデュー
サーを正確な位置,方向で照射する,④照射時間,照射回数を遵守する,をあげている.

1)名称

NG157. Joint replacement (primary): hip, knee and shoulder Evidence review for hemiarthroplasty - proximal humeral fracture

2)著者

National Guideline Centre (UK)

3)雑誌名、年、月、号、ページ

National Institute for Health and Care Excellence: Guidelines,2020年,6月

4)概要

上腕骨近位端骨折に対する関節形成術にはTSA(解剖学的人工肩関節置換術),HA(人工骨頭挿入術),RSA(リバース型人工関節置換術)がある
が,近年はRSAが初回手術として推奨される傾向がある.この状況を鑑み,3手術の臨床的評価(生命予後,QOL, 患者立脚型評価),医療経済的
評価,不具合発生(インプラント破損,等),再手術について過去の研究を元にガイドラインの可能性を検討した.いわゆるRandomized
controlled studyは存在しなかった.インプラントのコストはRSAが最も高額で,HAはRSA,TSAの半額以下であった.医療行為全体のコストにつ
いて検討された研究はなかった.再手術の容易さはHAが優れている.3手術のいずれが推奨されるかの結論は出ていない.

Cikes A, Han Y, Carles M, Walch G, Schwartz DG

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

2248