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提案書12(2200頁~2401頁) (167 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

日帰り手術を行うにあたり、高度な技術と、術後合併症に対するフォロー、バックアップ体制が必要とされる。しかし、現在は日帰り手術に対す
る算定がないため、入院手術を行う方が、施設側としては、メリットが大きいと思われる。日帰り手術に加算がされれば、現在行っている痔核、
裂肛、痔瘻手術の何割かは、入院手術から日帰り手術に移行されると推定する。例えば、痔核根治手術において、令和2年度の短期滞在手術基本
料2を算定した件数は、DPC対応病院において、K743 4:5,874件、K743 5:2,776件と厚生労働省のデータにはある。これらの平均在院日数は6.5
日、5.67日であり、術後の合併症である、晩期出血をきたす日数よりも早く退院していることから、このうちの何割かは日帰り手術への移行が可
能と考えられる。

見直し前の症例数(人)

推定不能

見直し後の症例数(人)

推定不能

見直し前の回数(回)

日帰り手術では算定されていない

見直し後の回数(回)

痔核根治手術において、前述した半数が移行すると+4,325件/年が入院から日帰りへ移行されると予想。

年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

日本大腸肛門病学会のホームページに、痔核、痔瘻、裂肛の日帰り手術は、社会的ニーズも高まっており、希望される患者も増加していると記載
がある。術後疼痛や、合併症に対応する必要があり、入院手術よりも、日帰り手術の方が、難易度は高い。

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 肛門外科
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 短期滞在手術基本料1、2に準ずる
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特になし
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

術後出血の合併症を約1%前後認める。

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

特にコロナ禍において、入院手術できない状況があった。またリモートワークが推進された事により、日帰り手術のニーズは高まっている。

⑧点数等見直し
の場合

見直し前
見直し後
その根拠

2,718
現行の短期滞在手術基本料1を適応した。

区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

区分をリストから選択

番号
技術名
具体的な内容

特になし
リストから選択

プラスマイナス
⑩予想影響額

予想影響額(円)
その根拠
備考

入院手術から日帰り手術に移行するため、全体の医療経済の面から、医療費の軽減を図ることができる。

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

特になし

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

1)名称

特になし

2)著者
⑭参考文献1

3)雑誌名、年、月、号、ページ

4)概要
1)名称
2)著者
⑭参考文献2

3)雑誌名、年、月、号、ページ

4)概要

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