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提案書12(2200頁~2401頁) (186 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1)名称

CQ4 乳房腫瘤の精密検査として乳房超音波エラストグラフィは推奨されるか? ⇒Bモードに追加してエラストグラフィを行うことを推奨する

2)著者

中島一毅

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本乳癌学会

4)概要

MINDS22020ガイドラインに従い作成された乳癌診療ガイドラインのCQである。近年の5年間の論文を検索、独立したメンバーでの抽出後、メタア
ナリシス行われた。Bモード単独による鑑別診断では生検対象となる腫瘤において,エラストグラフィを追加することにより特異度が向上し,生
検が回避される病変が一定の確率であることがエビデンスとなった。

1)名称

JSUM ultrasound elastography practice guidelines: breast

2)著者

Kazutaka Nakashima et. Al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Journal of Medical Ultrasonics, October 2013, Volume 40, Issue 4, pp 359–391

4)概要

日本超音波医学会より発表されたガイドライン。エラストグラフィーが装置毎に性能や使用法がことなること、臨床的有用性や実際の診断の手法
について、各装置・メーカー毎に分けて説明している。2013年の報告であるが、いずれの装置もトレーニングにより高い精度がえられることが追
記されている。

1)名称

WFUMB GUIDELINES AND RECOMMEMDATIONS FOR CLINICAL USE OF ULTRASOUND ELASTOGRAPHY

2)著者

Richard G. Barr et. Al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Ultrasound in Medicine & Biology, Volume 41, Issue 5, May 2015, Pages 1148–1160


乳癌診療ガイドライン検診・画像診断CQ4 p250-263

⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

2)著者

JSUM ultrasound elastography practice guidelines: breast 刊行後に、WFUMB(世界超音波医学会)より、各国代表者(米国、日本、仏国、独
国、韓国、伊国、英国、カナダ等)による国際会議の後、まとめられ発表されたガイドライン。装置毎ではなく、撮像方法・画像化技術により、
分類し、臨床的有用性を記載している。
Evaluation of screening US―detected breast masses by combined use of elastography and color doppler US with B―mode US in women
with dense breasts:a multicenter prospective study
Su Hyun Lee et. Al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Radiology. 2017;285(2):660-9.

4)概要

高濃度乳房女性に対する乳房超音波検診要精査症例に対する精密検査超音波検査の前向き多施設臨床試験。Bモード+ドプラ+エラストグラフィ
併用のデザインでエラストグラフィ,ドプラの上乗せ効果を評価している。本論文では最終的に陽性適中度が8.9(Bモード)から20.3%(エラス
トグラフィ併用)と上昇,66.7%(471/696病変)の病変が生検回避可能であったため、不要な生検回避に有用とされた。

1)名称

Auto strain ratio system for the quality control of breast strain elastography.

2)著者

Kazutaka Nakashima et. Al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Med Ultrason(2001). 2018; 45(2): 261‒8.

4)概要

エラストグラフィアプリケーションを用いた単施設での前向き臨床試験の報告。BモードでBI-RADSカテゴリー3以上の病変に対するエラストグラ
フィの上乗せ効果として,NPV 94.0%(157/167病変)と報告されており、乳房超音波Bモード検査に,エラストグラフィを追加することによ
り,感度上昇(追加されれば当然感度は上昇する)だけでなく,NPVも向上すると報告されている。

4)概要
1)名称

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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