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提案書12(2200頁~2401頁) (68 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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脊柱管拡大減圧術・頚椎(顕微鏡下)
拡⼤率の違い

【対象】
頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症、頚椎椎間板ヘルニア、
頚椎後縦靱帯骨化症、頚椎黄色靱帯石灰化症、など

手術顕微鏡による低侵襲神経除

椎弓形成
椎弓切除

【保険収載が必要な理由】
現状の保険項⽬では、従来の⾁眼⼿術・拡⼤鏡⼿術(2-3倍の
拡⼤率)の他に、内視鏡⼿術が区別され、技術的評価が適切に
設定されているが、手術顕微鏡(外視鏡を含む)による脊椎⼿術
は、従来の⾁眼⼿術・拡⼤鏡⼿術と同等の扱いであり、技術的
評価が適切に設定されていない。

2.5倍
(拡⼤鏡
に相当)

【本技術】
手術顕微鏡視野で椎弓の一部を切除、もしくは形成することで脊柱管を拡⼤して神経除圧を行う。⼿術
顕微鏡は20倍以上の拡⼤率を有し、明るい光源を併用できることから、神経除圧に必要な骨削除を正確
かつ安全に行うことが可能(手術精度の向上)。必要最小限の開創操作によって筋骨格構造の温存にも
有利である(手術低侵襲化)。周術期合併症の減少、術後疼痛の軽減、入院期間の短縮に繋がり、最終
的に医療費削除効果が期待できる。

【診療報酬上の取り扱い:参考】

【技術的有効性】
• 選択的神経除圧による⼿術精度の向上
• 筋・骨格構造の温存

現状の比較対象
4椎弓実施の場合
• K142 5:椎弓切除術
• K142 6:椎弓形成術
• K134-2 2:内視鏡下椎間板摘出 (切除) 術 (後方)

33,275点
60,650点
75,975点

3椎間後側方固定
• K142 2:後方又は後側方固定

65,780点

【外保連試案】
• アプローチ補助器械:顕微鏡
• 技術度:D
• ⼿術所用時間:3時間
• 医師数:2、看護師:2、技師数1
2267

20倍
(顕微鏡
に相当)