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令和4年版 消防白書 (52 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf
出典情報 令和4年版 消防白書(1/23)《総務省 消防庁》
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令システムを検討対象とし、令和3年1月以降、
「消

ろである(令和4年4月 27 日付け通知)


防指令システムの高度化等に向けた検討会」を開催

等による給油許可監視支援に関する事項について
も、
令和3年度から引き続き調査検討を行っている。

44

さらに、セルフ式ガソリンスタンドにおける AI

している。
令和4年7月には、消防指令システムの基本的な
機能を整理するため、通信指令業務の標準的な業務
段・サービスを消防指令システムに接続するための

新技術の導入・普及が促進され、危険物施設の維

インターフェイスについて、基本設計書や要件定義

持管理について省力化及びコスト削減が図られ、事

書の素案を作成し、これらを中間とりまとめとして

業者等の負担が低減するとともに安全性の向上が期

策定した。

待される。

また、消防業務システムについては、仕様の標準
化やクラウド化に向けた分析・整理に着手した。

エ 今後の取組方針
令和4年度は、セルフ式ガソリンスタンドにおけ

ウ 期待される効果

る AI 等による給油許可監視支援について実証実験

119 番通報について、音声にとどまらず画像、動

を踏まえてガイドラインを策定するとともに、屋外

画、データ等の活用が可能となるほか、消防指令シ

貯蔵タンクの定期点検等におけるドローンの効果的

ステム及び消防業務システムの整備や維持管理にお

な活用方法についても実証実験を踏まえてガイドラ

けるベンダーロックインの解消により調達時の競争

インの策定を行うこととしている。

性向上やコストの低減が図られ、さらに、他の消防
本部から通報が転送されたときの位置情報の共有や

(4)
消 防指令システムの高度化等に向けた
検討

外部システム・サービスとの接続が容易になるとい
った効果が期待される。

ア 背景
多くの消防本部では、119 番通報の受理から消防

エ 今後の取組方針

署所への出動指令の一連の消防指令業務を支援する

今後、緊急通報に係るデータ通信のためのインタ

「消防指令システム」と、警防や予防、水利、要援

ーフェイスについて詳細を定めるため実証実験等を

護者情報といった様々なデータの管理や消防本部の

行うとともに、消防業務システムの標準化・クラウ

業務に必要な各種機能を一括して提供する「消防業

ド化に向けた検討を進め、令和5年度末までにこれ

務システム」が整備されており、これらのシステム

らに係る標準仕様書を策定することを目指す。

により消防職員の活動が支えられている。
従来、各々の消防本部では、パッケージ製品をベ
ースとしつつも、必要に応じて機能が追加された独
自のシステムを整備・運用しているため、調達・維
*1

(5)消防教育訓練等における DX の推進
ア 背景
近年、火災件数等の減少により実災害での活動経

持コストがベンダーロックイン により高止まりし

験が少ない若手職員が増加傾向にあることや、豊富

ているほか、外部システムやサービスとの接続等が

な災害経験を有する団塊世代の退職により組織とし

困難などの課題がある。

て教訓の共有機会が減少することで、経験不足を背

令和6年度から令和8年度にかけて迎えるシステ
ム更新のピークを機に、前述の課題や近年の情報通
信技術(ICT)環境の変化に対応する必要がある。

景とした災害現場における受傷事故等が増加するこ
とが懸念される。
また、都市構造の進展や異常気象により、災害の
様態が激甚化・頻発化している中、あらゆる災害に

イ 現在の取組
こうした背景を踏まえ、消防庁では、まず消防指

*1

安全かつ適切に対応できる人材が求められている。
こうした受傷事故の発生防止や高度な災害対応能

ここでは、現行の事業者に依存する傾向が強く、競争入札を実施しても特定の事業者のみが受注を繰り返す状態のことをいう。

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消防防災分野におけるDXの推進

フローを整理したほか、音声電話以外の緊急通報手
ウ 期待される効果

特集

し、各都道府県消防防災主管部長等に周知したとこ