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最終評価報告書 第3章(Ⅱ5~Ⅳ) (89 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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② 未成年者の飲酒をなくす
未成年者の飲酒については平成 22(2010)年、平成 24(2012)年、平成 26(2014)
年の推移で、中学3年⽣、⾼校3年⽣ともに、その割合は男⼥ともにコンスタントに下がってきている。
中学3年⽣男⼥、⾼校3年⽣⼥⼦は、⽬標年度の令和4(2022)年までに⽬標達成⾒込み
であることから B、⾼校3年⽣男⼦は⽬標年度までに⽬標達成が危ぶまれることから B*と評価され、
⽬標項⽬「未成年の飲酒をなくす」全体としては「B 現時点で⽬標値に達していないが、改善傾向に
ある」の評価となった(図表Ⅱ-5-(4)-5)。
○ 令和3(2021)年度の調査に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けていること、ま
た、それまでの対⾯式アンケートから、対⾯式と web アンケートを組み合わせた調査に変更となった
ことから、参考値とした。令和3(2021)年の値は、中学3年⽣男⼦ 1.7%、中学3年⽣⼥⼦
2.7%、⾼校3年⽣男⼦ 4.2%、⾼校3年⽣⼥⼦ 2.9%であった。
③ 妊娠中の飲酒をなくす
妊娠中の飲酒については、平成 22(2010)年のベースライン値(8.7%)に⽐べて平成 25
(2013)年の中間評価値(4.3%)はおよそ半分に減っている。さらに、令和元(2019)年の
⺟⼦保健課調査では、妊娠中に飲酒したと回答した⺟親の割合は、1.0%となっており、妊婦の飲
酒者割合は減少傾向にある。⽬標年度の令和4(2022)年度までに⽬標達成⾒込みであること
から「B 現時点で⽬標値に達していないが、改善傾向にある」と評価される(図表Ⅱ-5-(4)-6)。
(参考値︓令和2(2020)年の妊娠中の飲酒の割合は 0.8%。)

5.(4)飲酒

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第3章 Ⅱ