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最終評価報告書 第3章(Ⅱ5~Ⅳ) (68 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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(3)休養

背景
○ 「休養」には⼆つの意味が含まれている。「休」は、労働や活動等によって⽣じた⼼⾝の疲労を、休
息により解消し、元の活⼒を持った状態への復帰を図る働きを主として指す。⼀⽅、「養」は、“英気
を養う”というように、社会的機能の向上に資する⼼⾝の能⼒を⾃ら⾼める営みを主として指す。
○ ⽇々の⽣活における具体的な「休養」においては、睡眠や余暇が重要である。⼗分な睡眠や余暇
活動を通してストレスに適切に対処することは、⼼⾝の健康に⽋かせない。睡眠や余暇は、労働や
活動によって⽣じた⼼⾝の疲労を回復させ恒常性を保とうとするために⽣じる、⽣体の⾃律的かつ
不随意なメカニズムに⽀えられている。⼀⽅、⽣活習慣のなかで睡眠時間を確保する、よい眠りを
得るための環境を整える、余暇時間を取得する、余暇活動を選択するといった能動的・主体的な
⾏動の側⾯もあり、それぞれが「休」と「養」の要素を併せ持つ。
○ 睡眠や余暇が⽇常⽣活の中に適切に取り⼊れられた⽣活習慣を確⽴し、個々⼈が⾃⾝に必要
⼗分な「休」と「養」を確保・実践することは、健康で豊かな⼈⽣を築く礎となる。

1 ⽬標項⽬の評価状況
評価

項⽬数

A ⽬標値に達した



B 現時点で⽬標値に達していないが、改善傾向にある



B* Bの中で⽬標年度までに
⽬標到達が危ぶまれるもの

(内1)

C 変わらない



D 悪化している



E 評価困難


⽬標項⽬

評価

① 睡眠による休養を⼗分とれていない者の割合の減少



② 週労働時間 60 時間以上の雇⽤者の割合の減少

B*

5.(3)休養

第3章 Ⅱ

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