よむ、つかう、まなぶ。
資料2 論点ごとの議論の状況 (34 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66495.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第130回 12/1)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
2.地域包括ケアシステムの深化
(5)相談支援等の在り方
検討の方向性②
(介護予防支援・介護予防ケアマネジメントの在り方)
○ 介護予防ケアマネジメントのうち約4割は地域包括支援センターから居宅介護支援事業所への一部委託により実施されている実
態を踏まえ、地域包括支援センターの更なる業務負担軽減や、居宅介護支援事業所における円滑なケアマネジメントを促進する観
点から、利用者の属性を問わず、介護予防ケアマネジメントについても居宅介護支援事業所による直接実施を可能とすることとし
てはどうか。
○ 加えて、介護予防ケアマネジメントについては、アセスメントの結果にもとづくケアマネジメントプロセスの効率化を図ってき
ていることを踏まえ、介護予防支援のプロセスについても効率的な実施に向けた検討が必要ではないか。
(ケアマネジャーの資格取得要件の見直し)
○ ケアマネジャーの新規入職を促進するとともに、医療・介護の連携の要として多様な背景を持つケアマネジャーの参入を促進す
る観点から、業務として直接的な対人援助を行うなど、ケアマネジャーとして従事する上で必要となる実務経験を有しているか、
また、養成課程において、ケアマネジャーとして従事する上で必要となる知識を学んでいるかといった点に着目し、介護支援専門
員実務研修受講試験の受験対象である国家資格について、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、救急救命士、公認心理
師を追加することとしてはどうか。
○ また、介護支援専門員実務研修受講試験の受験要件である5年の実務経験年数についても、3年に見直すこととしてはどうか。
(ケアマネジャーの業務の在り方の整理)
○ ケアマネジャーが、その専門性を一層発揮できるような環境を整備する観点から、個々の利用者に対するケアマネジメント業務
に注力できるよう、法定業務の中でも、ケアプラン作成等業務については、ケアプランデータ連携システム等のICTの活用によ
る効率化をより一層推進するとともに、法定業務の中でも、給付管理を始めとする事務的な業務については、ケアマネジャーに求
められる役割との関係等も踏まえて、生産性向上や適切な業務分担のための環境整備等を推進することが必要ではないか。
○ また、身寄りのない高齢者等への生活課題への対応として、ケアマネジャーが担うことの多い法定外業務(シャドウワーク)に
ついては、地域ケア会議も活用しながら地域課題として議論し、実効的な課題解決につながるような取組を推進することが考えら
れるのではないか。こうした議論を行う際、緊急時の対応など、高齢者に対する必要な支援が途切れることのないよう、十分に配
慮することが必要ではないか。
33
(5)相談支援等の在り方
検討の方向性②
(介護予防支援・介護予防ケアマネジメントの在り方)
○ 介護予防ケアマネジメントのうち約4割は地域包括支援センターから居宅介護支援事業所への一部委託により実施されている実
態を踏まえ、地域包括支援センターの更なる業務負担軽減や、居宅介護支援事業所における円滑なケアマネジメントを促進する観
点から、利用者の属性を問わず、介護予防ケアマネジメントについても居宅介護支援事業所による直接実施を可能とすることとし
てはどうか。
○ 加えて、介護予防ケアマネジメントについては、アセスメントの結果にもとづくケアマネジメントプロセスの効率化を図ってき
ていることを踏まえ、介護予防支援のプロセスについても効率的な実施に向けた検討が必要ではないか。
(ケアマネジャーの資格取得要件の見直し)
○ ケアマネジャーの新規入職を促進するとともに、医療・介護の連携の要として多様な背景を持つケアマネジャーの参入を促進す
る観点から、業務として直接的な対人援助を行うなど、ケアマネジャーとして従事する上で必要となる実務経験を有しているか、
また、養成課程において、ケアマネジャーとして従事する上で必要となる知識を学んでいるかといった点に着目し、介護支援専門
員実務研修受講試験の受験対象である国家資格について、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、救急救命士、公認心理
師を追加することとしてはどうか。
○ また、介護支援専門員実務研修受講試験の受験要件である5年の実務経験年数についても、3年に見直すこととしてはどうか。
(ケアマネジャーの業務の在り方の整理)
○ ケアマネジャーが、その専門性を一層発揮できるような環境を整備する観点から、個々の利用者に対するケアマネジメント業務
に注力できるよう、法定業務の中でも、ケアプラン作成等業務については、ケアプランデータ連携システム等のICTの活用によ
る効率化をより一層推進するとともに、法定業務の中でも、給付管理を始めとする事務的な業務については、ケアマネジャーに求
められる役割との関係等も踏まえて、生産性向上や適切な業務分担のための環境整備等を推進することが必要ではないか。
○ また、身寄りのない高齢者等への生活課題への対応として、ケアマネジャーが担うことの多い法定外業務(シャドウワーク)に
ついては、地域ケア会議も活用しながら地域課題として議論し、実効的な課題解決につながるような取組を推進することが考えら
れるのではないか。こうした議論を行う際、緊急時の対応など、高齢者に対する必要な支援が途切れることのないよう、十分に配
慮することが必要ではないか。
33