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入ー1 (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00283.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第13回 9/25)《厚生労働省》
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視点で必要との意見があった。
○ 高度な手術をほとんど実施していない病院があり、こういった手術は集約化す
る必要があるため、山口大学病院の例も参考にしながら、役割分担と集約化を
進めてはどうかとの意見があった。
○ 手術の休日・時間外・深夜加算1における「緊急呼び出し当番の翌日が休日」
要件を満たさなくて良いということにすると、連日勤務になり、加算の趣旨で
ある働き方改革にならないことが懸念されるため、算定要件の取扱いと加算の
評価については、慎重に判断する必要があるとの意見があった。
○ 休日・時間外・深夜加算については、手当をしっかり支給すれば緩和しても良
いのではないかという意見や、経過措置が終了すると加算を算定できない病院
が出てくるが、翌日の勤務制限が大きく影響しているのではとの意見があった。
17-10.データ提出加算・退院患者調査について (別添資料⑤ P126~P132)
○ データを用いた診療実績の適切な評価を行う観点から、入院医療について、診










療等のデータを継続して厚生労働省に提出している場合には、データ提出加算
として、一定の評価を行っている。
収集するデータの内容については、MDC 毎の診断群分類見直し技術班での検討
や、データ提出加算を要件とする入院料の範囲の拡大に伴い、拡充されてきた。
診療報酬上、一部の評価については、医療機関において集計された診療実績デ
ータを基に行っているが、DPC データ等による評価が可能なものも存在する。
令和4年度診療報酬改定において、データに基づく適切な評価を推進する観点
から、外来、在宅及びリハビリテーション医療についても、診療等のデータを
継続して厚生労働省に提出している場合の評価が新設された。
外来様式1においては、検査値等を含む、多様な項目の入力を求めている。
外来データ提出加算を算定していない理由、又は算定しているが困難に感じて
いることとしては、病院・診療所ともに、「入力のための人員が確保できない」
が最も多かった。
外来医療の質の評価について、厚労科研「DPC 制度の適切な運用及び DPC デー
タの活用に資する研究(研究代表者:伏見清秀)」研究班より提出された資料
を基に外来データによる集計を行ったところ、「外来で糖尿病の治療管理をし
ている症例に対し、HbA1C 検査を実施している割合」及び「外来で脂質異常症
の投薬治療管理(※3)をしている症例に対し、脂質異常症に関する検査を実
施している割合」といった指標について、医療機関ごとのばらつきがみられた。

(分科会での評価・分析に関する意見)
○ データの入力は医療機関の負担となっており、調査項目を見直すべきではない
かとの意見があった。
○ 特に、外来データ提出加算における検査値等の入力については、負担が大きい
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