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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00283.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第13回 9/25)《厚生労働省》 |
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い場合であっても、ICUやHCUにおいて厳格な不整脈のモニタリングを要
する場合があるが、このような患者は、現行の評価体系では「特定集中治療室
用・ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度」で該当する項目がない
との意見があった。
○ 致死性不整脈等のリスクに備えた管理は、ICUやHCUの重要な役割の一つ
であることを踏まえて、「蘇生術の施行」「電気的除細動」「抗不整脈薬の投与」
「一時的ペーシング」等の処置について、「特定集中治療室用の重症度、医
療・看護必要度」「ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度」での位
置づけを検討してはどうかとの意見があった。
○ 人工臓器サポートや心血管作動薬などの薬剤持続投与を行わない「動脈圧測定」
「中心静脈圧測定」は、中間ユニットがない医療機関においては集中治療室で
行うことがあるのではないかとの意見があった。
○ 「特定集中治療室用 重症度、医療・看護必要度」「ハイケアユニット用 重症
度、医療・看護必要度」の基準は、該当する患者や施設の割合を踏まえて検討
すべきではないかとの意見があった。
7-2.一般病棟用の重症度、医療・看護必要度について(別添資料② P153~P191)
(必要度Ⅰ・Ⅱについて)
○ 令和6年度改定における一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の評価項目の
見直しに伴い、急性期一般入院料1は割合①と割合②が設定された。
○ 令和6年 11 月1日時点では、必要度Ⅱを届け出ている施設は、急性期一般入
院料1は 99.0%、急性期一般入院料2-3は 78.3%、急性期一般入院料4- 6
では 41.0%であり、令和4年 11 月1日時点より増加していた。
○ 重症度、医療・看護必要度Ⅰの該当患者割合は急性期一般入院料2-3におい
てのみ令和4年よりも6年の割合が高かったが、Ⅰ・Ⅱとも、その他の入院料
については令和6年の割合は低下していた。
○ 重症度、医療・看護必要度の記録について、病棟看護管理者が課題に感じてい
ることは、「特になし」はⅠが 26.1%、Ⅱが 28.9%でありⅡの割合が高く、「看
護職員による記録忘れが多い」はⅠが 51.7%、Ⅱが 47.4%、「看護必要度に関す
る職員研修に手間がかかる」はⅠが 35.5%、Ⅱが 31.8%と I の割合が高かった。
また、「必要度の記録により、時間外勤務が発生している」は I が 19.7%、Ⅱが
21.0%であった。
(B項目について)
○ 令和2年度診療報酬改定において、重症度、医療・看護必要度のB項目につい
て、「患者の状態」と「介助の実施」に分けた評価とし、「評価の手引き」によ
り求めている「根拠となる記録」を不要とする見直しを行った。
○ 令和6年度診療報酬改定では、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の評価
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する場合があるが、このような患者は、現行の評価体系では「特定集中治療室
用・ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度」で該当する項目がない
との意見があった。
○ 致死性不整脈等のリスクに備えた管理は、ICUやHCUの重要な役割の一つ
であることを踏まえて、「蘇生術の施行」「電気的除細動」「抗不整脈薬の投与」
「一時的ペーシング」等の処置について、「特定集中治療室用の重症度、医
療・看護必要度」「ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度」での位
置づけを検討してはどうかとの意見があった。
○ 人工臓器サポートや心血管作動薬などの薬剤持続投与を行わない「動脈圧測定」
「中心静脈圧測定」は、中間ユニットがない医療機関においては集中治療室で
行うことがあるのではないかとの意見があった。
○ 「特定集中治療室用 重症度、医療・看護必要度」「ハイケアユニット用 重症
度、医療・看護必要度」の基準は、該当する患者や施設の割合を踏まえて検討
すべきではないかとの意見があった。
7-2.一般病棟用の重症度、医療・看護必要度について(別添資料② P153~P191)
(必要度Ⅰ・Ⅱについて)
○ 令和6年度改定における一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の評価項目の
見直しに伴い、急性期一般入院料1は割合①と割合②が設定された。
○ 令和6年 11 月1日時点では、必要度Ⅱを届け出ている施設は、急性期一般入
院料1は 99.0%、急性期一般入院料2-3は 78.3%、急性期一般入院料4- 6
では 41.0%であり、令和4年 11 月1日時点より増加していた。
○ 重症度、医療・看護必要度Ⅰの該当患者割合は急性期一般入院料2-3におい
てのみ令和4年よりも6年の割合が高かったが、Ⅰ・Ⅱとも、その他の入院料
については令和6年の割合は低下していた。
○ 重症度、医療・看護必要度の記録について、病棟看護管理者が課題に感じてい
ることは、「特になし」はⅠが 26.1%、Ⅱが 28.9%でありⅡの割合が高く、「看
護職員による記録忘れが多い」はⅠが 51.7%、Ⅱが 47.4%、「看護必要度に関す
る職員研修に手間がかかる」はⅠが 35.5%、Ⅱが 31.8%と I の割合が高かった。
また、「必要度の記録により、時間外勤務が発生している」は I が 19.7%、Ⅱが
21.0%であった。
(B項目について)
○ 令和2年度診療報酬改定において、重症度、医療・看護必要度のB項目につい
て、「患者の状態」と「介助の実施」に分けた評価とし、「評価の手引き」によ
り求めている「根拠となる記録」を不要とする見直しを行った。
○ 令和6年度診療報酬改定では、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の評価
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