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公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00283.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第13回 9/25)《厚生労働省》
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しうるか詳細に検討してはどうかとの意見があった。
○ 多職種連携が加算等で評価されることとなると、大病院に雇用が集中し需給バ
ランスが崩れる懸念があるため、医療機関ごとの需要に応じた柔軟な体制をと
れるよう、技術的に検討すべきとの意見があった。
12. 外来医療について (別添資料④ P2~P104)
12-1.地域包括診療料・生活習慣病管理料について(別添資料④ P3~P56)
○ 地域包括診療料の届出医療機関数は近年横ばいであったが、算定回数は減少傾
向であった。地域包括診療加算の届出医療機関数・算定回数は、地域包括診療
料と比較して多く、近年増加傾向であった。
○ 地域包括診療料・加算等の算定患者の主傷病名は、高血圧症、糖尿病、脂質異
常症が比較的多い傾向であったが、多岐にわたっていた。
○ 地域包括診療料・加算の算定診療所では、それ以外の診療所と比較して、介護
との連携に関する取組を実施している割合が高かった。
○ 特定疾患療養管理料を算定する患者の主傷病名は、令和6年度改定以前は生活
習慣病が多くを占めていたが、改定以後は気管支喘息や慢性胃炎の占める割合
が増加し、算定回数は大幅に減少、算定医療機関数はやや減少した。
○ 主傷病名が糖尿病、高血圧症、脂質異常症である外来患者が算定された診療報
酬は、令和4年では外来管理加算が最も多かったが、令和6年では、生活習慣
病管理料(Ⅱ)が最も多かった。
○ 生活習慣病管理の関係学会のガイドライン等においては、高齢者の生活習慣病
の管理にあたっては、特有な状態への配慮が必要とされている。糖尿病の管理
にあたっては、高齢者の患者とそれ以外の患者では、治療目標の推奨が異なっ
ている。
○ 診療所又は許可病床数が 200 床未満の病院に対して、生活習慣病管理料を算定
していない理由を聞いたところ、「療養計画書に記載する項目が多く、業務負
担が大きいため」が 14.4%であった。
○ 生活習慣病管理料を算定された患者について、6か月ごとの継続算定率は、医
療機関ごとにばらつきがあった。
○ 外来患者及び一般の方を対象とした調査において、「定期的な受診を続ける上
で、医療機関の体制や機能として必要と思うこと」を聞いたところ、「予約診
療を行っていること」が最も多く、次いで「28 日以上の長期処方に対応してい
ること」が多かった。
○ 診療所又は 200 床未満の病院において、糖尿病を主病とする患者数は、平均で
118.8 人、中央値は 38.5 人であった。そのうち、眼科受診を指導した患者数は、
平均で 21.5 人、中央値は0人であり、歯科受診を促した患者数は、平均で
14.1 人、中央値は0人であった。
○ 「(認知症)地域包括診療料」「(認知症)地域包括診療加算」を算定された患
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