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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00283.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第13回 9/25)《厚生労働省》 |
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3. DPC/PDPS について (別添資料① P122~P152、診調組 入-1参考6-1)
○ 令和6年度診療報酬改定後、地域包括医療病棟等への病棟再編を伴う DPC 制度
からの退出等により、DPC 対象病院数は減少している。
○ DPC 対象病院の内訳は経時的に変化しており、DPC 対象病院のうち、全許可病
床に占める DPC 算定を行う病床(以下、「DPC 算定病床」という。)の割合が
50%未満の病院は増加傾向にある。
○ また、DPC 算定病床以外の病床を保有する DPC 対象病院数も、高い水準で推
移している。
3-1.機能評価係数Ⅱについて(別添資料① P126~P139)
○ 複雑性係数については、令和6年度診療報酬改定に向けた議論において、診療
対象とする診断群分類の種類が少ない病院で、誤嚥性肺炎等の平均在院日数が
長く、1日当たり包括範囲出来高点数の小さい疾患に偏った症例構成の場合、
急性期入院医療における評価という点では不適当な評価となっているのではな
いかという指摘があった。
○ 一入院当たりの包括範囲出来高点数が高い診断群分類の中には、平均的に入院
初期の包括範囲出来高点数が高い診断群分類もあったが、一方で、1日当たり
の包括範囲出来高点数が全診断群分類の平均値及び中央値よりも低い診断群分
類もみられた。
○ 地域医療係数については、大学病院本院群において、一定の条件を満たす医師
派遣を評価しているところ、今般、「特定機能病院及び地域医療支援病院のあ
り方に関する検討会」において、特定機能病院が満たすべき「基礎的基準」と
して、「地域に一定の医師派遣を行っていること」を設定することが議論され
ており、第 26 回の検討会において、とりまとめ案が示されている。
(DPC/PDPS 等作業グループにおける評価・分析に関する意見)
○ DPC/PDPS 等作業グループにおいて、複雑性係数の評価方法について検討するに
当たっては、複雑性係数が、何を評価するものであるか、明らかにする必要が
あるのではないかといった意見があった。
○ これに対しては、DPC 制度における「急性期」は、過去の DPC 評価分科会での
議論において、「患者の病態が不安定な状態から、治療によりある程度安定し
た状態に至るまで」と定義された点や、機能評価係数が、「急性期」を反映す
る係数として設計された点等から、複雑性係数についても、これらの価値を反
映する指標とすべきではないかとの意見があった。
○ 複雑性係数については、入院初期を特に重視する趣旨で、入院日数の 25%tile
値までの包括範囲出来高点数により評価すべきではないかとの指摘があった。
○ 地域医療係数における派遣医師数の定義は、特定機能病院の基礎的基準におけ
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○ 令和6年度診療報酬改定後、地域包括医療病棟等への病棟再編を伴う DPC 制度
からの退出等により、DPC 対象病院数は減少している。
○ DPC 対象病院の内訳は経時的に変化しており、DPC 対象病院のうち、全許可病
床に占める DPC 算定を行う病床(以下、「DPC 算定病床」という。)の割合が
50%未満の病院は増加傾向にある。
○ また、DPC 算定病床以外の病床を保有する DPC 対象病院数も、高い水準で推
移している。
3-1.機能評価係数Ⅱについて(別添資料① P126~P139)
○ 複雑性係数については、令和6年度診療報酬改定に向けた議論において、診療
対象とする診断群分類の種類が少ない病院で、誤嚥性肺炎等の平均在院日数が
長く、1日当たり包括範囲出来高点数の小さい疾患に偏った症例構成の場合、
急性期入院医療における評価という点では不適当な評価となっているのではな
いかという指摘があった。
○ 一入院当たりの包括範囲出来高点数が高い診断群分類の中には、平均的に入院
初期の包括範囲出来高点数が高い診断群分類もあったが、一方で、1日当たり
の包括範囲出来高点数が全診断群分類の平均値及び中央値よりも低い診断群分
類もみられた。
○ 地域医療係数については、大学病院本院群において、一定の条件を満たす医師
派遣を評価しているところ、今般、「特定機能病院及び地域医療支援病院のあ
り方に関する検討会」において、特定機能病院が満たすべき「基礎的基準」と
して、「地域に一定の医師派遣を行っていること」を設定することが議論され
ており、第 26 回の検討会において、とりまとめ案が示されている。
(DPC/PDPS 等作業グループにおける評価・分析に関する意見)
○ DPC/PDPS 等作業グループにおいて、複雑性係数の評価方法について検討するに
当たっては、複雑性係数が、何を評価するものであるか、明らかにする必要が
あるのではないかといった意見があった。
○ これに対しては、DPC 制度における「急性期」は、過去の DPC 評価分科会での
議論において、「患者の病態が不安定な状態から、治療によりある程度安定し
た状態に至るまで」と定義された点や、機能評価係数が、「急性期」を反映す
る係数として設計された点等から、複雑性係数についても、これらの価値を反
映する指標とすべきではないかとの意見があった。
○ 複雑性係数については、入院初期を特に重視する趣旨で、入院日数の 25%tile
値までの包括範囲出来高点数により評価すべきではないかとの指摘があった。
○ 地域医療係数における派遣医師数の定義は、特定機能病院の基礎的基準におけ
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