よむ、つかう、まなぶ。
入ー1 (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00283.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第13回 9/25)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
院料の中には、一般的に入院の契機となった傷病に対して使用する医薬品の薬
剤料が含まれていることについて、患者への説明を求めるべきではないかとの
意見があった。
○ また、「入院の契機となった傷病」以外の傷病に対する持参薬の使用の可否に
ついては、令和 10 年度診療報酬改定に向けて引き続き議論する必要があるも
のの、検討に当たっては、まずは、持参薬を使用する理由や、使用される頻度
が高い持参薬及び診断群分類等について、調査を行う必要があるのではないか
との意見があった。
3-4.点数設定方式について(別添資料① P147~P152)
○ DPC 制度 においては、入院初期を重点評価するため、在院日数に応じた3段
階の定額報酬を設定しており、具体的には、入院初期に要する医療資源投入量
等に応じ入院初期に要する医療資源投入量等に応じて、5種類の点数設定方式
を設けている。
○ 点数設定方式D以外においては、第Ⅱ日は平均在院日数により規定されている。
○ 診断群分類毎の平均在院日数について、ばらつきが小さく、標準化が進んでい
る診断群分類がみられた。一方で、ばらつきが大きく、十分に標準化が進んで
いない診断群分類もみられた。
○ また、特定の在院日数のみ患者数が顕著に多い診断群分類が存在していた。
○ 多くの診断群分類において、平均在院日数は在院日数の中央値を上回っていた。
(DPC/PDPS 等作業グループにおける評価・分析に関する意見)
○ DPC/PDPS 等作業グループにおいて、多くの診断群分類で在院日数の分布は正の
歪度を有していることから、在院日数の中心傾向の指標として、平均在院日数
は適切でないのではないか、といった指摘や、特定の在院日数の患者数が顕著
に多い診断群分類について、制度上、特定の日数までの在院を促すインセンテ
ィブが内在しているのではないかとの意見があった。
○ これに対しては、1日当たり入院数の最大値に対する日ごとの入院数の割合の
変動係数が著しく低い医療機関が一定数存在していることを踏まえ、病床稼働
率を過度に重視した病院経営を行うと、病床の活用が硬直的になり、柔軟な対
応をできなくなることから、必ずしも高い病床稼働率を維持しなくてもよい設
計とすべきではないかとの意見があった。
○ 点数設定方式における入院期間Ⅱについては、在院日数の標準化が進んでいる
診断群分類を中心として、原則として、平均在院日数から在院日数の中央値に
移行すべきではないかとの意見があった。
○ 一方で、入院期間Ⅱを在院日数の中央値に移行した場合、一部の診断群分類で
は入院期間Ⅱが著しく変化しうることから、激変緩和措置を設けるべきではな
いかとの意見があった。
12
剤料が含まれていることについて、患者への説明を求めるべきではないかとの
意見があった。
○ また、「入院の契機となった傷病」以外の傷病に対する持参薬の使用の可否に
ついては、令和 10 年度診療報酬改定に向けて引き続き議論する必要があるも
のの、検討に当たっては、まずは、持参薬を使用する理由や、使用される頻度
が高い持参薬及び診断群分類等について、調査を行う必要があるのではないか
との意見があった。
3-4.点数設定方式について(別添資料① P147~P152)
○ DPC 制度 においては、入院初期を重点評価するため、在院日数に応じた3段
階の定額報酬を設定しており、具体的には、入院初期に要する医療資源投入量
等に応じ入院初期に要する医療資源投入量等に応じて、5種類の点数設定方式
を設けている。
○ 点数設定方式D以外においては、第Ⅱ日は平均在院日数により規定されている。
○ 診断群分類毎の平均在院日数について、ばらつきが小さく、標準化が進んでい
る診断群分類がみられた。一方で、ばらつきが大きく、十分に標準化が進んで
いない診断群分類もみられた。
○ また、特定の在院日数のみ患者数が顕著に多い診断群分類が存在していた。
○ 多くの診断群分類において、平均在院日数は在院日数の中央値を上回っていた。
(DPC/PDPS 等作業グループにおける評価・分析に関する意見)
○ DPC/PDPS 等作業グループにおいて、多くの診断群分類で在院日数の分布は正の
歪度を有していることから、在院日数の中心傾向の指標として、平均在院日数
は適切でないのではないか、といった指摘や、特定の在院日数の患者数が顕著
に多い診断群分類について、制度上、特定の日数までの在院を促すインセンテ
ィブが内在しているのではないかとの意見があった。
○ これに対しては、1日当たり入院数の最大値に対する日ごとの入院数の割合の
変動係数が著しく低い医療機関が一定数存在していることを踏まえ、病床稼働
率を過度に重視した病院経営を行うと、病床の活用が硬直的になり、柔軟な対
応をできなくなることから、必ずしも高い病床稼働率を維持しなくてもよい設
計とすべきではないかとの意見があった。
○ 点数設定方式における入院期間Ⅱについては、在院日数の標準化が進んでいる
診断群分類を中心として、原則として、平均在院日数から在院日数の中央値に
移行すべきではないかとの意見があった。
○ 一方で、入院期間Ⅱを在院日数の中央値に移行した場合、一部の診断群分類で
は入院期間Ⅱが著しく変化しうることから、激変緩和措置を設けるべきではな
いかとの意見があった。
12