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入ー1 (66 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00283.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第13回 9/25)《厚生労働省》
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○ 薬剤適正使用連携加算を算定していない理由は、「当該加算の存在を知らなか
ったため」が最も多く、次いで「内服薬の種類数を減らすことが困難である患
者が多いため」が多かった。
○ 病院におけるポリファーマシー対策については、他職種から病院薬剤師に対す
る期待が大きい反面、急性期では在院日数が短く十分な介入ができないこと、
また、人手不足で、対象患者の抽出や、検討する時間を確保できないことなど
から、病院薬剤師が十分に取り組めない場合が多い。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 急性期病棟では、在院中に減薬してその後の経過を確認することは困難であり、
回復期以降の病棟で対応すべきであり、回復期病棟等での薬剤情報連携の状況
についても示してほしいとの意見があった。また、その評価を検討すべきでは
ないかとの意見があった。
○ 薬剤適正使用連携加算の算定回数は極めて少なく、算定要件が厳しすぎるので
はないか。現状、入院・入所患者を対象とした評価となっているが、他院にも
併せて通院する外来患者について、処方内容、薬歴等に基づく相談・提案を他
院へ行った場合には、評価の対象としてはどうか、との意見があった。
○ ポリファーマシー対策について、薬剤数ではなく、ポリファーマシー対策が適
正に実施されているか、質を評価すべきとの意見があった。「抗コリン薬リス
クスケール」や、「高齢者施設の服薬簡素化提言」等を踏まえ、検討すべきと
の意見があった。
17-8.総合病院精神科について (別添資料⑤ P74~P97)
○ 総合病院精神科において、身体管理が必要な精神科専門治療、自殺企図関連の
合併症治療、先行する精神疾患に身体疾患が合併した患者の治療等の役割を果
たすことが期待されている。
○ 救急搬送に係る時間を傷病別に見ると、「精神系」は他疾患と比較して長い傾
向にある。
○ 精神病床数は減少傾向にあるが、精神科病院よりも一般病院で、その減少傾向
が大きい。
○ 精神病床を有しながら、入院医療における総合性を兼ね備えていると考えられ
る、全病床数が 400 床以上かつ精神病床の割合が 15%未満の医療機関が存在し
ない二次医療圏が多く存在した。
○ 精神病床を有する病院の方が、それ以外の病院よりも急性期の一般病床におい
て精神疾患への対応が可能である割合が多かった。
○ 精神病床を有している医療機関は、精神科医の対応が必要な救急搬送患者を受
け入れていた。


総合入院体制加算の届出病院数は、急性期充実体制加算が新設された令和4年
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