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入ー1 (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00283.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第13回 9/25)《厚生労働省》
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12-2.かかりつけ医機能について(別添資料④ P57~P75)
○ 機能強化加算の届出医療機関数は、令和3年までは増加傾向であったが、近年
は横ばいである。算定回数は、令和2年に大きく減少していたが、令和5年に
は令和元年以前よりも増加した。
○ 外来受診した医療機関において「かかりつけ医機能に関する説明を受けたこと
がある」と回答した患者は、38.9%であり、「かかりつけ医機能に関する院内掲
示を見たことがある」と回答した患者は、46.2%であった。
○ 機能強化加算の届出医療機関は、機能強化加算の算定要件の一部となっている
「処方薬の把握」「健診に関する相談」「予防接種」「学校医」等に関する機能
を有している割合が大きかった。
○ かかりつけ医に関連した研修等のうち、「日本医師会のかかりつけ医機能研修」
を修了又は一部受講した医師の在籍割合が最も高く、43.5%であった。
○ 医学生の実習、臨床研修医の受入れを行っている診療所は約 10%前後であり、
専攻医の受入れを行っている診療所は約 4.2%であった。
(分科会での評価・分析に関する意見)
○ 現在の機能強化加算は、地域包括診療料・加算、小児かかりつけ診療料、在宅
時医学総合管理料等の届出をもって、かかりつけ医機能が高いと評価する考え
方となっている。かかりつけ医機能報告制度が開始されることを踏まえると、
この制度に沿った形で再検討することが求められるのではないかとの意見があ
った。
○ かかりつけ医機能に係る診療報酬上の評価(機能強化加算等)のあり方につい
ては、制度が作られた際の趣旨を十分に踏まえた上で、慎重に検討する必要が
ある。また、かかりつけ医機能報告制度は、医療機関の機能を認定する制度で
はなく、現状を把握するための報告制度であり、地域における専門性を有する
医療機関が連携して面としてかかりつけ医機能を発揮することを目指すもので
あるため、かかりつけ医機能報告制度と診療報酬は関連させるものではないと
の意見があった。
12-3.外来機能分化について(別添資料④ P76~P104)
○ 病院の1日平均外来患者数は、長期的には減少傾向である。紹介なしで外来受
診した患者の割合を病院機能別に見たところ、その割合は長期的に減少傾向に
あり、令和5年は特定機能病院では 34.1%、地域医療支援病院では 58.5%で
あった。
○ 紹介割合・逆紹介割合による初診料・外来診療料の減算規定の対象病院におけ
る令和6年度の紹介割合・逆紹介割合は、令和5年度と比較して不変~やや増
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