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提案書17(3200頁~3401頁) (87 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険未収載技術用)
整理番号

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

446104
有病高齢者対応型病院歯科診療情報連携共有料加算
一般社団法人

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

日本老年歯科医学会
37歯科・歯科口腔外科

38その他(診療科名を右の空欄に記載する。)

脳卒中科

関連する診療科(2つまで)
36リハビリテーション科

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
提案当時の医療技術名
場合、右欄も記
載する


リストから選択

追加のエビデンスの有無

有無をリストから選択

提案される医療技術の概要
(200字以内)

入院有病高齢患者の口腔管理を担う病院歯科の歯科医師が、全身疾患や障害の程度、日常生活自立度や認知機能、服用薬剤
など地域歯科診療所での円滑な口腔管理を実践する上で情報共有の必要性を認めたものについて、当該患者または家族等の
同意を得て、地域の歯科診療所に対して、詳細な文書により診療情報の共有および歯科歯科連携を求めることを評価するも
のである。

文字数: 170
対象疾患名

保険収載が必要な理由
(300字以内)

入院加療を必要とする医科疾患

入院有病高齢患者は何らかの疾患や後遺症を抱えていることが多く、患者の全身状態に関する情報を適切に地域歯科診療所
に提供する必要がある。医科と地域歯科診療所のどちらの状況も把握しやすい病院歯科は、高いレベルでその仲介が可能で
ある。しかし、現状の診療情報提供に関わる保険制度は、医科と地域歯科診療所間の連携、あるいは口腔外科や2次医療機
関としての病院歯科を想定した制度となっている。病院歯科の役割が多様化している中で、有病高齢者の地域医療連携をサ
ポートするために、有病高齢者対応型病院歯科の診療情報連携共有が評価される必要がある。

文字数: 262
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等

入院加療を必要とする医科疾患に罹患した65歳以上の高齢者で、当該病院を退院した後も口腔管理の必要性を認め、退院時
に地域の歯科診療所に診療情報提供が必要と判断されるもの。入院加療を必要とする医科疾患であり対象疾患は多岐に亘る
が、脳卒中、心疾患、呼吸器疾患、認知症、神経疾患などが多くを占めると考えられる。

②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)

保健医療機関としての病院に入院している有病高齢患者の口腔管理において、担当する病院併設歯科所属の歯科医師が、地
域歯科診療所での円滑な口腔管理を実践する上で情報共有の必要性を認めたものについて、当該患者または家族等の同意を
得て、地域の歯科診療所に対して、詳細な文書により診療情報の共有および歯科歯科連携を求めることを評価するものであ
る。詳細な文書に記載する情報とは、口腔内の情報だけでなく、全身疾患や障害の程度、日常生活自立度や認知機能、服用
薬剤などを含む。診療情報提供料Ⅰへの加算として算定する。保健医療機関ごとに患者一人につき、診療情報提供書を発行
した日の属する月から起算して3月に1回に限り算定する。歯科医師は診療録に文書発行先の医療機関を記載する。

区分
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)



番号

該当なし

医療技術名

有病高齢者対応型病院歯科情報共有料加算

既存の治療法・検査法等の内容

診療情報提供料(Ⅰ)加算(100点)
地域歯科診療支援病院の施設基準等が必要であり、有病高齢者対応型病院歯科では算定しにくい。

④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム

⑤ ④の根拠と
なる研究結果等

研究結果

本加算により病院歯科から地域歯科診療所に必要十分な情報提供がなされれば、その患者の全身的な注意事項が把握可能と
なり、地域歯科診療所において安全な歯科治療が提供しやすくなる。また、地域での有病者歯科・高齢者歯科の実践、地域
包括ケアの発展につながる。さらに、患者においては安全かつ正しい歯科治療が提供されやすくなり、QOL向上につなが
る。
日本老年歯科医学会会員を対象とした病院歯科による医科入院患者への対応に関する質問紙調査.老年歯科医学,2022.3,
36巻4号,326-334ページ
6

ガイドライン等での位置づけ

位置づけをリストから選択

3286

ガイドラインがなく、記載もなし