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提案書17(3200頁~3401頁) (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

・老年歯科医学会では、各地での先進的な取り組みが紹介されている
・老年歯科医学会における認定医以上の専門性がある

在宅療養支援歯科診療所1

上記施設基準に準ずる

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

医科、看護との連携を十分に図ることで、安全性は担保できる

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

・倫理的に問題はない、多くのがん患者が在宅で指導している中で、在宅で看取られる患者の多くは歯科のアクセスは途絶
えている。少しでも多くの患者が歯科医療者による口腔管理を受けることができれば、患者と家族にとって福音となる。


妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い

点数(1点10円)

600

その根拠

在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導料(20歯以上)

区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)



番号

B-007、C-001-5、C-001-6

技術名

在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料、居宅療養管理指導、周術期口腔機能管理Ⅲ

具体的な内容

積極的ながんの治療が終わる頃に在宅療養は開始され、それと当時に、在宅医療が開始される。同時に歯科訪問も開始さ
れ、この時期には、がん治療に伴って生じた低栄養や不十分な口腔管理に対して介入する必要がある。介入にあたり周術期
口腔機能管理料ほか在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料、居宅療養管理指導などで算定されている可能性があ
る、また、様々な指導や処置の回数には制限があるが、在宅療養の開始直後と死の1週間前くらいに歯科のニーズが高ま
る。これらの時期に、保険制度に左右されることなく的確な時期に効率的に介入できる制度設計が望まれる。
増(+)

プラスマイナス
予想影響額(円)

114,372,000(円)

その根拠

在宅がん患者医療総合診療料は2021年6月診査分から推定すると42,360件算定されている。そのうちの5%とした。1患者あ
たり15回の算定として190,620,000(円)プラスとなるが、2か月分8回の在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料
が算定されなくなるので、その差を算定した。

予想影響額

備考
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
特になし
(主なものを記載する)

⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況

2)調べたが収載を確認できない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

1)名称

Change in Food Intake Status of Terminally Ill Cancer Patients during Last Two Weeks of Life: A Continuous
Observation.

2)著者

Ohno T, Tamura F, Kikutani T, Morita T, Sumi Y.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Aug;19(8):879-82. doi: 10.1089/jpm.2015.0495. Epub 2016

4)概要

108名の末期がん患者の追跡調査において摂食機能は徐々に低下し、半数の被験者が死亡 6 日前に経口摂取できなかった。
消化管閉塞者を除いた 81 名では、FILS が徐々に低下し、死亡 4 日前に半数が経口摂取できなかった

1)名称

The need and availability of dental services for terminally ill
cancer patients: a nationwide survey in Japan

2)著者

Ohno T, Morita T, Tamura F, Hirano H, Watanabe Y, Kikutani T.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Support Care Cancer. 2016 Jan;24(1):19-22.

4)概要

国内の210の緩和ケア病棟に対するアンケート調査にて、全回答者の 93% が、歯科介入の必要性を訴えた。

⑯参考文献1

⑯参考文献2

3273